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初戦敗退で日本一への夢がついえた

硬式野球部  18年ぶり初戦敗退 関西国際大に惜敗し日本一逃す/全日本大学選手権

◆6・6〜6・12 第65回全日本大学選手権(神宮球場)
▼6・8 2回戦 関西国際大戦
 明大1―2関国大◯
2回戦10
関国大
明大

(明)齊藤、●柳―牛島
(関)門野、前田、森國、上野、◯石田―藤井
(明)◇犠打0 ◇併殺1 ◇残塁11 ◇盗塁1(加勢=3回) ◇失策0
 「春日本一」への夢は初戦で途絶えていった。先発した齊藤大将投手(政経3=桐蔭学園)が6回無失点、後続の柳裕也主将(政経4=横浜)が3回無失点に抑えるも打線は9回までわずか4安打。0−0で試合は1死満塁のタイブレーク制となる延長戦へ突入した。10回に2点を入れられて迎えた裏、反撃は1点にとどまり1−2で試合終了。序盤から好機をものにできなかった打線の拙攻が大きく響いた。

 かすかな希望を乗せた打球は、相手のグラブに収まっていた。延長10回裏、1−2で2死一、三塁。打席に立った4番牛島将太捕手(営4=門司学園)が初球のストレートを捉える。フェンスぎりぎりの打球にも、相手左翼手が飛びつく好捕で試合終了。「自分たちの野球ができなかった。東京六大学の五大学に申し訳ない」(柳)。日本一へ向けてようやく迎えた初戦で跡形もなく姿を消した。歓声に包まれた相手チームの応援スタンド、歓喜の輪ができる選手たち。ただ見つめることしかできなかった。

投手陣の好投に打線が機能しなかった
投手陣の好投に打線が機能しなかった

 粘り強さが影を潜めた。3回には1死一、三塁の場面で3番佐野恵太内野手(商4=広陵)、牛島が凡退。9回には1死一・二塁で7番渡辺佳明内野手(政経2=横浜)の打球が二遊間を抜けるも、一度帰塁していた二塁走者が三塁でアウトになるセンターゴロに。打順を選択できるタイブレーク制では、3番の佐野恵からとなったがショートゴロの間に1点を返したのみとなった。4安打11残塁。淡々と並んでいく「0」はあまりにも重くのしかかった。「タイブレークになるまでに攻略しないといけないピッチャーだった」(牛島)。序盤に好機を生かしきれなかったことを、最後まで引きずった。先発マウンドを託された齊藤は6回を4安打無失点。3回をパーフェクトに抑えると、走者を背負ってもテンポ良い投球で役割を全うした。7回から救援したエースの柳も圧巻の投球で9回までを守りきった。好投を見せていた投手陣に応えられなかった打線。あまりにも痛すぎる敗戦だった。

 「力がないということ、今までやってきたことでは上まで行けないということが分かった」(佐野恵)。大舞台で痛感したのは、力を出し切ることの難しさだった。現状のチームに必要なものは何か。そのために何かを変えなければいけない。「もう一回話し合って、チームづくりをしていきたい」(柳)。負けて強くなったリーグ戦。春の季節が終わりを告げようとしている今、紫紺ナインがもう一度スタートラインに立つ時だ。

[土屋あいり]

試合後のコメント

「一発の怖さというより、自分たちの野球ができなかったということだと思います。東京六大学の五大学に申し訳ないという気持ちがあります。(最後牛島選手から)「ごめん」と謝られました。今からじっくり話したいと思っています。今は秋に向けてというよりは、チームとしての生活面だったり一人一人の意識だったり、高めていかなきゃいけない部分がたくさんあるので、もう一回話し合って、チームづくりをしていきたいなと思っています」

牛島
「最後の打席は1点差だったのでつなごうという気持ちで臨みました。(バットを短く持ったのは)それまで全然良い当たりが出てなかったので1本出したいなと。詰まっていたのでどうかなと思ったんですけど、越えなかったのでまだまだレベルが足りないです。もうピッチャー陣に申し訳ないというか、ピッチャー陣もですけど応援してくださったり、六大の代表で試合出てるので結果が出なかったことが申し訳ないですし、悔しいです。タイブレークになるまでに攻略しないといけないピッチャーだったので、そこが課題というか、残念なことです。(タイブレークにあたって捕手として意識したことは)後攻だったので、最少失点、1点、2点で抑えたらというのはあったんですけど、ピッチャーが頑張ってくれたので野手がもっと頑張らないとという感じです」

佐野恵
「あそこで打たせてもらえるほど力がなかったと痛感しました。チャンスで打てる、本当に信頼されるバッターになりたいなと思います。リーグ戦もずっと1点が取れない試合ばっかりやってきて、野手が打てないことが多いので、これを改善しなきゃいけない。今のままじゃ日本一なんてとうてい無理だから、考え方や練習の仕方から直していこうという話をした。力がないということと、今までやってきたことでは上まで行けないということが分かったので、それを変えてやっていかなければいけないと思います」


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