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渡邊政権〜first season〜  (5)短距離部門対談 渡邊勇人×上條将司  

 
 氷上最速の争いだ。500mはインカレ初日に行われる短距離種目。一日で2本行われその合計タイム速さで競う。おととしまでは奥村雄樹(平27政経卒)がポイントゲッターになったが、卒業した昨年は渡邊勇人主将(政経3=白樺学園)の14位が最高位となり、出だしからブレーキとなった。今年はその渡邊に加え上條将司(政経1=岡谷南)が短中距離選手として加入。渡邊と上條に500mの難しさと春の陸上トレーニングについて話してもらった。(この取材は6月12日に行ったものです)

“36秒前半を目指す渡邊
36秒前半を目指す渡邊

――昨シーズンを振り返って。
渡邊
 けがに泣いたシーズンでした。春からけがが多くて半分くらいの練習しかしてないから、本気で集中してやろうと思ってやったら自己ベストが出て、それなりにいいシーズンだったかなって感じですね
上條 自分も先輩と一緒で走るときに足痛くなってけがが多くて、基礎体力の練習はいっぱいやってきて今年はいい結果が出るかもって思ってシーズンに入ったんですけど、大会出てもなかなか結果が出ずに自己ベストは更新したんですけど、大幅な成長はなく悔しい思いのシーズンでした
――500m滑る上で他の距離と違うことは何ですか。
渡邊
 去年思ったのは捉えるの速くしないとどうしようもないと思って、俺も高校の時は1000・1500mやってたから考え方としてはすぐ捉えるっていうよりは長く捉えるみたいな。そのこともあって捉え始めが遅いと言われてたからそれを去年は長く捉えるっていうよりすぐにとらえるっていうこと考えてやってて、そしたら回転数が上がるし回転数上がったらタイムも速くなるし、違いは回転数速くすること。とらえるの速くすること
上條 自分は高2まではずっと主に先輩と一緒で1000・1500mやってて、一周のラップが全然出なくて1000・1500mでも結果が出なかったので、500mでやったんですけどまだ先輩ほどは全然分からなくて、回転数上げようとしても全然上がんないしみたいな。500mの他の距離に比べての違いは100mの足の動きとかだと思います。他の距離は滑ってく感じなんですけど500mは陸上の100mと同じ感じだと思います
――500mをやっていく上で他の距離と違う練習はありますか。
渡邊
 いや特に、明治の練習で短距離だけの練習はないかな高校時代もなかったかな。そこまで変わりはなかったかな。まあ氷上では違うけど陸トレはそこまでの差はない
――レース感覚を取り戻すために陸トレでやっていることは
渡邊
 1qのランニングを5分でやるとしたら一番思うのは、極端な話1本目と2本目だけ集中するみたいな。そこで力出し切るくらいの気持ちで1本目から全力で、1本目は全力でできるから2本目をいかに頑張れるか。500mも2本あるからそういうのイメージして置き換えて1、2本目頑張る。3、4、5本目は頑張るだけみたいな。1、2本目は出し切る
上條 明治特有のチューブとかで氷上と同じ感じのイメージでやったり、自主練でローラースケートやったりとか。YouTubeでワールドカップとかを見て自分と比較して自分なりにフォームを改良したりはしてます
――YouTubeでどういう選手見てますか。
渡邊
 滑りがすごいうまいなと思うのはロシアのクリズニコフっていう選手なんだけど、ドーピングで引っかかって(笑)でもその人はやっぱりすごいなって思います。いろんな選手見るね。日本だったら加藤条治(日本電産サンキョー)さんが生で見たら足の動きがほんとやばい。他の人と本当に別次元。あとオランダの選手とか
上條 シャーニー・デービス。アメリカの選手で身長高いんですけど姿勢が低くて世界新記録とか取っていて、あと好きな選手が日本の長島(圭一郎・元日本電産サンキョー)選手。世界一きれいなフォームって言われているので
“1年目からの活躍を狙う上條
1年目からの活躍を狙う上條

――去年との練習で変わったところはありますか。
渡邊
 なんだろ。あんまり走れなくなった(笑)ウエイトとかはやってるんだけど走れなくなった。逆に言うと1本目で出し切れるほうになったかもしれない。2本目頑張って3、4、5本目でも頑張ってるんだけど1キロとかで結構全力なんだけど全く動かなくなっちゃう。いい点で考えれば短期で出し切れるようになったのもあるし、悪い点で考えれば体力がなくなったのかもしれない。力は多分去年よりは上がっていると思う。体も多少去年よりはでかくなった感じかな
――この時期は早く滑りたいと思いますか。
渡邊
 めっちゃ滑りたい
上條 そうですね(笑)
渡邊 人によるけど合宿からもういいやみたいな。滑りすぎて。帯広合宿乗り切れば、あとはもう長野とかは結構量より質っていう感じだから楽しい。帯広は滑り込みだからめっちゃつらい。長野は楽しい。辛いけど1本1本だから1周のラップとかだったりするから楽しいし、試合も始まってくるし、そうしたら楽しい。たぶん1年じゅう滑ってたら飽きちゃうね。嫌になってくる思う
――主将から見た1年生の雰囲気はどうですか
渡邊
 1年生みんな頑張っていると思う
上條 頑張ってます(笑)
渡邊 その感じでやっていければいいんじゃないかな
――不満はありますか
渡邊
 こいつがつまらない(笑)
上條 最近面白くないですか?自分の一発ギャグの動画で笑ってたじゃないですか(笑)
渡邊 めっちゃ練習してるのはいいけど、俺が高校の時言われたのは自主練で満足しちゃダメ。自己満になっちゃ駄目。やったから速くなるは絶対ないから、より自分の身になる自主練をするのが大事だと思う
――自主練はどういうことをやっていますか
渡邊
 自転車こいだり。なかなかスクワットとかウエイトする人はいないと思うけど。後は上半身だったりスケートのフォームアップとかそういうのやってるかな
――500mを滑る2人としてはどのような目標を。
渡邊
 入賞以上。同じ学年の500mやっている人に負けない。みんな出た人は最低15位以内でポイントを取る。苫小牧だしね。風強いし下硬いし。でかいほうが有利だから体重があったほうが。釧路よりはいい。釧路は俺が一番嫌いなリンクだから(笑)
上條 高校時代遅くて先輩と2秒以上ベストで差がついているので、今年並ぶか競い合うくらいになりたいです
渡邊 なに遠慮してるんだよ(笑)
上條 インカレも短距離が少ないので少ない中で頑張っていければいいと思います
――ありがとうございました

◆渡邊勇人 わたなべ・ゆうと  政経3 500〜1000m 昨年インカレ500m14位
◆上條将司 かみじょう・まさし 政経1 500〜1500m 昨年インターハイ1500m21位
[常光純弘 臺佑太]


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