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隊の結束は固い

山岳部  ルーキーを迎え初合宿 2年連続の全行程完遂/新人合宿

◆5・27〜6・2 新人合宿(富山県・剣岳)
[参加者]宮武・小清水・染矢・小田・小池・佐藤・高橋
 新体制最初の合宿を成功で終えた。新1年生の4人を加えた毎年恒例の新人合宿で、全行程を完遂。食事当番の遅れなど改善点こそ挙がったものの、例年より準備期間が長かったこともあり安全に合宿をやり切ることができた。

初合宿を無事故で完遂
 
テント設営は例年より迅速に行った
テント設営は例年より迅速に行った
例年より長い準備期間を有効活用した。毎年4月末から5月上旬に行うこの新人合宿を、今年は約1ヵ月遅らせて実施。1年生が初めて参加する合宿となるため、入山前の準備を入念に行った。階段昇降などの体力トレーニングでは「1年生は4人とも体力があった」(宮武尚史主将・農4=琴平)とルーキーたちのスタミナを把握。現地でも「合宿を通じて予定した時間内で行動することができた」(宮武主将)と欠員を出すことなく動くことができた。また、器具の使い方なども準備期間に入念にレクチャー。「(今年の1年生は)テント設営は去年の自分たちよりうまかった。今年は2、3回の組み直しで終わったけれど自分たちは4、5回やった」(小清水健人・農2=韮崎)と一定の手応えを感じることができた。
 今年の隊の形が見えた。ルーキーが4人に対して、今合宿に参加した先輩は3人。宮武主将は「2年生は小まめに1年生を見ていて、自分で考えて行動する場面が見てとれた。1年生も例年以上に明るいし、行動中に大きな遅れをとることも少なかった」と及第点を与えた。今季、副将を務める小清水は「守る立場として去年のままではいけない」と、同期の染矢智成(文2=小田原)も「連れて行く側として、余裕を持って見ることができた」とそれぞれ自覚と成長を実感した。昨年は4年生が4人いたため頼り過ぎた面もあったが、今年は全員が力を出し切り頂上を目指していく。

期待の新人4人が加入
 
指導を受ける1年生たち
指導を受ける1年生たち
新入部員が新たな一歩を踏み出すも、課題が多く浮き彫りとなった。「とにかく仲がいい」(小田英生・農1=琴平)と今年の1年生の雰囲気は明るく和気あいあいとしている。スポーツ推薦で入部した小田を中心に、ルーキーたちは山に挑んだ。苦しいときも力を合わせ、この合宿を成功させたが、課題も残った。「体力が必要」と4人が口をそろえて言うように今回の合宿ではまだ雪の残る山道攻略の大変さを思い知らされた。「上に行くにつれて自分たちの弱いところが出てしまった」(佐藤麟太郎・法1=明大明治)と日数を重ねるごとに疲労もたまり精神的にも追い詰められた。また、1年生に任せられる食事当番ではミスが多く露呈。朝2時30分起床の中、素早く丁寧な動きを求められる食事当番は1年生の体を疲弊させた。極限の状況の中でも、成長の場を求めて入部した高橋大夢(営1=都立向立)は「1分でもおくれてしまうと予定が崩れてしまう」と食事当番の重要性を感じている。「先輩たちとの差は大きいし、先輩は目標になっている」(小池龍一・法1=飯田)と上級生を目標にして課題を克服していく。
 これからも夏合宿、そして冬の決算合宿と乗り越える山は多く残っている。しかし「次の合宿に向けてできることを精一杯やっていきたい」(小田)と選手たちはもう歩みを進めている。厳しい合宿を経験し、それでも前を向くルーキーたちはこれから始まる4年間でさらに成長していく。


 最初の合宿を成功させた意味は大きい。昨年はこの新人合宿で5年ぶりに全行程を完遂し、冬山決算合宿でも4年ぶりの成功を収めた。「ここから徐々に成長することができれば」と宮武主将。厳冬期登山が来るその時まで、部は研鑽を積んでいく。

[小田切健太郎・東後太一]

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