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トライを決めた石井

ラグビー部  Bチーム 東海大に前半リードするも後半逆転され敗戦/練習試合

◆6・18 練習試合(八幡山グラウンド)
▼Bチーム
 明治35{21―12、14―31}43東海大B◯
  前半の流れを生かせずに後半で失速し東海大に惨敗した。前半はFWを中心にスクラムで東海大を圧倒し21−12と試合をリードした。しかし、後半になりディフェンスの穴に付け込まれ4連続トライを許し悪い流れが続く。そのまま試合は東海大に主導権を握られ、35−43で敗戦した。暑く過酷な成長の夏に向け、それぞれの課題が明確となる試合となった。

 スクラムで流れに乗り前半を優位に進めた。開始わずか3分で東海大に先制トライを許すも19分に敵陣でフェーズを重ね、最後はパスを受け取った左フランカー石井洋介(情コミ1=桐蔭学園)がトライ。その後、1トライを奪われたがゴール手前での東海大ボールスクラムでインターセプトし、ブレイクダウンから右プロップ矢野佑弥(政経4=城北)がグラウンディングし、逆転に成功する。さらに、22メートルライン付近でのマイボールスクラムで展開すると、スタンドオフ二浦瑞樹(営1=明大中野)からのパスを受けた右ウイング平間丈一郎(政経3=国学院栃木)が貴重な追加点を挙げた。ラインアウトでのミスなどもあったが「スクラムは良かった」(右フランカー廣井雅宇・文3=明大中野)とスクラムで流れに乗った明治は3トライを挙げ21−12でリードのまま前半を折り返す。

 グラウンドから『明治のラグビー』が消えた。「最後は気持ちが切れてしまっていた」(ゲームキャプテン・左センター末廣将成(商4=京都成章)と、後半は終始東海大ペースに持ち込まれてしまった。後半3分、末廣からのパスを受けたナンバーエイト坂和樹(政経1=明大中野八王子)がインゴールに持ち込むも後半5分には東海大のBKにディフェンスのスペースを突かれトライを許す。ここから流れは東海大へと移り、明治はコミュニケーションミスなどからペナルティーを連発。その後、2トライを献上とさらに差は広がり、37分には松岡賢太(商1=京都成章)がトライを決めるも時すでに遅し。最終的には35―43で試合終了のホイッスルが響いた。

 夏に向け課題が明確となった。「声がもっと出ていたら、防げた点もあった」(廣井)とコミュニケーション不足はこれからの重大な課題の1つとなる。また「体力不足で80分走れなかった」(石井)と、太陽が照りつける中での試合は想像以上に選手たちを疲弊(ひへい)させ、体力面での不安も露呈(ろてい)。「夏に向けて80分走れるような体力をつけてセットプレーだったりブレイクダウンを前面に押し出した明治らしいラグビーをしていきたい」(坂本龍哉・商1=国学院久我山)選手たちはもう前を向き動き出そうとしている。明治のスローガンである『MUST WIN』のために選手たちは熱い夏を乗り越えていく。

[東後太一]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左センター末廣将成(商4=京都成章)

「前半からグラウンド中盤でもみすぎたので、本来だったらキックを使ってエリア取りをするべきだった。それができなくてこっちがどんどんしんどい展開になってしまった。キックをうまく使えるようになって後半に向けて勢いづいたと思ったら、相手に連続で取られてしまった。ディフェンスで前に出ることができなかった。それと気持ち。最後は気持ちが切れてしまっていた。暑いのは最初からわかっていたので、昨日から話していたけれど立て直すことができなかった。1年生が多くて4年生が引っ張らなければいけない時に、上が交代してしまったりして。自分自身引っ張ってあげなければいけなかった。(個人としてのプレーは)パスが浮いてしまったのと、ディフェンスで仕留めきれなかったところが多かった。今日は良くなかった。自分のポジションは上に尾又(寛汰・商4=国学院栃木)や梶村(祐介・政経3=報徳学園)がいるので、そこに勝とうと思ったらパスはもちろん基本のタックルやスキルを今一度見直さなければいけない。あとは周りのFWを使ってあげること、声の指示もしっかりやっていかなければまだまだ上には届かないと思っている。Aチーム目指して一から頑張っていきたい。

フッカー佐藤公彦(法4=明大中野)
「ラストゲームということでしっかりやっていこうと挑んだけど、結果は見てわかるように自分たちがやろうとしていることができなかった。前半はフィジカルで勝負できていたけど後半で一気に勢いがなくなってしまった。誰が流れ変えるかというところで誰も流れを変えられず。4年生でチームを引っ張っていかないといけないところを自分のミス、僕だと後半のところで取られてしまった。引っ張る存在が自分からミスをしてしまっているというところ。あとは後半走り勝てなかった。体力面ではコンディションもあるとは思うけど、お互い暑い中での試合ですし、前半走れてたのに後半走れなくなるというのは、僕らが体力が少ないということ。東海大はしっかり走れていたので、僕らも見習っていかなければいけない。お互いしんどくなったところでどっちがキツイことを選択してやっていけるかがコーチからも言われていて、僕らが逃げずに勝負しなきゃいけなかったところを逃げてしまって流れもなくなってしまった。セットピースは、特にスクラムが安定していてターンオーバーする場面もあったし、しっかりプレッシャーかけられていたので自信を持ってやっていけると思うけど、まだまだ相手にプレッシャーをかけられていた場面もあったので、クオリティーをもっと上げていかなければいけない。次の試合では4年生という自覚を持って自分からやっていきたい」


右プロップ矢野祐弥(政経4=徳島県立城北)
「早稲田戦で課題となった右組の対応を意識してやっていて、最初は勝てていたけどまだまだうまく引っかかってないというか、スクラムが浮いてしまって押し切れるところが押し切れなかったりした。あまり相手の圧力がなかったのでスクラムで負けるというのはなかったけど、理想とする形でのスクラムではなかったので、そこをもっと追求していけたらいい。スクラムは押されなかったのはよかったけど、フィールド内で自分のプレーから抜かれたシーンがあったのでそこを合わせると今日の自分のプレーはまだまだ。そういうところを直していきたい。(後半での逆転)集中力の問題。後半の最初は1年生がビックゲインして、ものすごいいい流れだったのにそこで切らせてしまった。チーム力というかそういうところがまだまだ。流れに乗ったらそのまま乗ったままでいられるようなプレー。集中力が切れたことがペナルティー連発につながったというのと、焦りがあった。そこで黙ってしまうと流れを渡すことになるし、負の連鎖を断ち切らないといけないと思って声を張った。(次戦へ)理想とするスクラムの姿勢、組み方を練習から意識して改善していって、FWとしてやっぱりセットプレーが大事なのでスクラムからやっていきたい」

左フランカー石井洋介(情コミ1=桐蔭学園)
「体力不足で80分間走りきれなかった。後半15分に相手に流れとられてから動けなかった。疲れたときにも動ける選手になりたい。FWとBKのコミュニケーションが取れなくてやられた場面が多かった。自分は持ち味が出せず、今日は良いところがなかった。夏に向けて体力をつけて、俊敏性もつけられたらなと思う。学年関係無しにコミュニケーションをとれたらチームとしてもっとレベルアップできる。早稲田との1年生試合は絶対に勝ちたい」

右フランカー廣井雅宇(文3=明大中野)
「前半はラインアウトモールとか最初はあんまり安定しなくて、セットプレーの安定を心がけていたのだけれど、そんなに良くなかった。でも、スクラムが回数を重ねるごとに良くなっていったのでスクラムは良かったと思う。ラインアウトは全然だめだった。ライアウトモールディフェンスも良くなかったし、アタックも全然良くなかった。そこの対応が遅かったのはまずかったなと思う。今日は自分たちのやりたいことが全然できなかった。前半、FWは順目に走ることはできたのでそこは唯一良かった。後半は全然声が出てなかった。ディフェンスの内側のコネクションが切れてしまっていて15人全員でディフェンスするっていう意識がちょっと薄かったかなと思う。コミュニケーションがは全然取れてなかった。チームの仲間のポジショニングだったり誰が誰をアタックにいくのかっていうのがしっかりと回ってなかった。もし声がもっと出てたら失点も防げたとおもう。準備がやっぱりできてなかった。いつもA戦の前にあるB戦っていうのは同じ相手のBと試合をするわけで絶対に勝たなくてはいけない。今年のスローガンに掲げている『MUST WIN』というのを試合前に意識している。A戦の前のB戦で勝って勢いをつけるのはBメンバーの使命だと思っている。なので今回勝てなかったのはかなり悔しい。これからもB戦やるときはAのためにもチームのためにも勝たなくてはいけないっていうのは頭に入れとかないといけない。春シーズンはチームに元気を与えることとタックルはやっぱり誰にも負けないように心がけてきたので少しずつそれもステップアップしてレベルアップできてるかなと思う。でもまだ夏に向けてレベルアップできることは残っているので頑張っていきたい」

ナンバーエイト坂和樹(政経1=明大中野八王子)
「今日の試合のフォーカスはブレイクダウンだったけれど、ワンブイワンとテークスペースでファイトできていなかった。そこをオフ明けにはなるけれど、次の試合では改善したい。それと後半に走れていなった。相手にそこの穴につけこまれてしまった。(独走トライもあった中で)ランとしては今日よかったけれど、80分間走り切ることにまだ慣れていないと感じた。フィットネスのところで相手に走り負けしてしまった。来月からは試合が少なくなるので、自分自身フィットネスをしっかりつけて夏や秋に向けて準備したい。(1年生にスタメンが多く)刺激になる部分は多いし、自分がそこで勝ち抜かなければ上のチームでは使ってもらえないとも思っている。(次戦では)得意のコンタクトプレーを磨いて、フィットネスのところで相手に勝てるようにしたい」

スタンドオフ二浦瑞樹(営1=明大中野)
「今日は先週と同じくらいかなり暑くて、全体のゾーンの中盤でごたごたしてしまった。FWを当てたり、BKを動かしたりだけではなくて、もっとボールを空いているところに出そうと言っていたが、そこがあまりできなくて無駄なところで疲れてしまった。昨日、東海大のレビューをしたが、後半だんだん集中力が切れて抜かれてしまった部分があったのでちゃんと修正しないといけないなと。ゲームメークしていく中で、相手が何人いてこっちが何人いるからこういうプレーをしようだとか、1人余ってるから外に回そうだとか相手の状況に合わせたプレーを考えられなくて、もっと楽にできたなと思う。春シーズンを通して、コンバージョンキックの部分で安定してきた。あとはキックだけではなくて、パスだったり、コミュニケーションだったりをもっと練習していきたい。(秋に向けて)スタンドオフがしっかりしていないと良いゲームができなくなるので、FWもBKも動かして、自分の一つ一つのプレーでゲームメイクという部分をちゃんとできるようにしたい」

右センター小椋統平(文1=京都成章)
「前半の入りはFWが順目順目に走って、チームでフォーカスしていたところができていたので前半はいい形で終われた。暑かったので体力とか消費したが、頑張って走ろうという意識はしていた。随所随所で自分の特徴である体を張るというところは出たと思うが、まだ自分のスキルの部分で足りないところがあるのでそこが課題。FWは前に前に出てくれたが、BKはいいアタックが出来なかった。浅く浅くいって相手に掴まれることがよくあったので、もっと外で勝負できるアタックが出来ればいいと思う。後半はFWとBKの間のコミュニケーションが取れていなくて、FWがしんどいときにBKが外に飛んでしまって中を抜かれることがよくあったし、自分たちのペナルティが重なってしまったのが敗因。この暑い中で走れるフィットネスも、BKの個人個人のスキルも足りていなかったので、そこを秋までに向上したい」

右ウイング平間丈一郎(政経3=国学院栃木)
「前半はフォーカスポイントのブレイクダウンがよくできていた。FWも順目順目に走ってくれたり、BKもゲインラインアタックしてくれたので勝って折り返すことができた。前半のトライは事前から練習していた。末廣さんが引きつけて、ニ浦が上手く開いて自分がコースに入るだけだったので、周りに感謝している。暑い中の試合だったが水もたくさん取ったりして、自分のコンディションは良かった。後半はみんなバテて、足つった人も何人かいたので、そういう準備は事前にしたほうがいいと思う。後半はトライを何本か決められて、完全に明治の気持ちが切れてしまった。BKは全体的にゲインラインアタックができていなかったし、BKだけのブレイクダウンも負けている部分があったのでブレイクダウンをもっとフォーカスしてやっていきたい。しばらくは試合がないので、スキルアップして秋に1試合でも多く上のチームでプレーしたいし、チームの底上げになれるように頑張りたい」


岸良祐(政経4=尾道)
「個人的に後半から出てエネルギーを発揮できなかったのでもう少し走れるようになって後半からでもチームに力を与えられるようにならなければいけない。チームとしてはFWがモールから点を取られすぎた。あとは相手に簡単に抜かれてトライというのも多かった。FWはモールディフェンスの修正、チームとしては内から内から相手をノミネートしてディフェンスするのが課題だと思う。攻め込まれて自分たちが萎縮してしまってプラスの声かけもできていなかった。自分的には良かったプレーもレフリーとは合わずペナルティにつながってしまった。落ち着いて状況を見極めてから仕掛けるべきだった。今日は良くなかったが春を通して失点を防ぐ形を習得できたことは収穫だと思う」

石川卓(法3=明大中野)
「前半リードして折り返したが、後半相手のペースにもっていかれてしまった。何本か自分のタックルミスでトライを取られた場面もあったので、修正していきたい。ラインアウトの立ち方を今回の試合から新しくして、混乱してしまった部分もあったが、その中でも割と上手くできたなという印象。相手の東海大は、昨年の秋に負けた相手でみんな意識していたが、やっぱりフィジカルが強さで負けていたと思う。(春シーズンを通して)セットプレーが全体的に安定してきて、特にスクラムはもうほぼどの相手でも勝てたのでその点は良かった。あとはラインアウトでクイックスタートができずミスしてしまったり、ラインアウトモールもディフェンスで取られた部分があった。(秋に向けて)グラウンドスピードを上げて、バックスリフトなどの基本スキルをしっかりできるようにしたい。また、フィジカルをもっと強化してどの相手でも勝てるようにしていきたい」

坂本龍哉(商1=国学院久我山)
「自分のコミュニケーション不足で2本トライを取られてしまった。もっとボールに絡んでいけたらなと思う。自分が前で身体を張るのが仕事だと思っているのでそこをちゃんとやっていきたい。モールディフェンスでペナルティーを取られてしまったので、レフリーとしっかりコミュニケーションとっていかなければならない。ラインアウトは相手がディフェンスしてきたところとスローイングが噛み合わなかったので修正したい。自分はフィットネスがないと思っている。個人的には夏に向けて80分走れるような体力をつけて、チームではセットプレーだったりブレイクダウンを前面に押し出した明治らしいラグビーをしていきたい」

松岡賢太(商1=京都成章)
「相手のラインアウトモールから押されて自分たちが崩されてゲインされ、トライを取られてしまった。モールディフェンスはしっかりやっていかないと次また同じ取られ方をすると思う。(トライについて)少ない点差でのトライだったら流れを変えるプレーになったかもしれないが突き放されていて、その後のスタートも相手ボールになってしまい流れを持ってくることはできなかった。フィジカルで東海大に負けなかったことは自信になったが、セットプレーやラインアウトは強化していきたい」


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