検索
 HOME > スケート部(フィギュア部門)

観客を魅了した中野

スケート部(フィギュア部門)  中野が2位でデビュー 藏も8位入賞/関東学生選手権

◆6・18 第44回関東学生フリースケーティング選手権(東大和スケートセンター)
▼7・8級男子
 2位 中野 55.18点
 3位 佐上 54.95点
 7位 鎌田詩 45.03点
 10位 梶田 43.51点
 13位 森 34.94点
▼7・8級男子団体
 1位 明大
▼7・8級女子
 8位 藏 36.55点
 11位 櫛田 34.93点
 17位 佐々木 30.36点
 20位 川平 27.05点
▼7・8級女子団体
 4位 明大
 今大会は例年FS(フリースケーティング)のみを競う大会だったが、今年は時間と人数の都合上SP(ショートプログラム)のみを競うこととなった。男子は中野耀司(営1=横浜創英)が初出場ながら堂々の演技を見せ2位に輝き、男子団体優勝に導いた。女子は藏佐衣子主将(営4=広尾学園)が8位入賞を果たし、女子団体4位を飾った。

男子
 全ての力を出し切った。中野のSP・リベルタンゴは今大会が最後の披露となった。序盤こそ全選手の中で唯一取り入れたというトリプルアクセルを転倒したものの3回転―3回転のコンビネーションジャンプを始めとする残りのジャンプは全て決め、最後のステップでは歓声が沸くほど観客者の心をわしづかみにした。「自分の気持ちや感情をしっかり最後まで出せて気持ちよく終わった」(中野)。2週間前にFSからSPに変更された影響を全く感じさせず2位の栄冠に輝き、華々しいデビューを飾った。

 あと一歩及ばなかった。佐上凌(商2=武蔵野)は中野とわずか0.23点差で3位。「少し悔いがある」(佐上)と最後のアクセルジャンプを決められなかったのが順位に響いたが、昨年の7位を大きく上回る成績を収め「素直にうれしい」と喜んだ。もう1人のルーキー・鎌田詩温(商1=札幌一)は昨年に引き続きルパン三世を題材にしたキャッチーなプログラムを披露。初出場ながら7位入賞を果たし2年ぶりの男子団体優勝に貢献した。

8位入賞を果たした藏
8位入賞を果たした藏

女子
 満足のいく滑りになった。最後のシーズンを迎える藏は、冒頭のコンビネーションジャンプで得意のトリプルトーループを決める。三つ目のジャンプ、ダブルアクセルでは転倒するも「自分のスケートができた」(藏)と納得の演技で8位入賞を果たした。ラストシーズンとなる今季、主将にも就任した藏。スケートを心から楽しむことを心がけ、かつ結果でチームをけん引することを目標にシーズンに向かう。

 昨季男女の両エースであった野添絋介(平28商卒)、西野友毬(平28政経卒)が卒業し、戦力面での不安もあった今大会。だが男子では中野、佐上、鎌田詩、女子では藏が入賞し、団体でも男子は1位と結果を残した。秋から本格的なシーズンが始まる。それまでに演技により磨きをかけ、昨季以上の結果を残せるよう各選手調整を続ける。シーズン開幕が待ち遠しい。

[秋山祥子・浜崎結衣]

試合後のコメント
8位入賞を果たした藏
「インカレが終わってから駄目なシーズンが2年続いていたので、最後の年は悔いのない1年にしたいと思う。スケートが全然楽しくできていなかったので練習から楽しくやろうというのはずっと心の中にあった。それに取り組み始めて半年くらい経って、3月、4月は就職活動があってあまり練習できなかった中で、失敗も今日一つあったがまあまあの演技ができたと思う。ノーミスではなかったが去年、一昨年全然駄目だった時よりはちゃんと自分の演技ができたので、シーズンまでのステップの一つかなと思う。一番最初のトリプルは自分の得意のジャンプでもあったが試合ではいつも失敗していたので、そこがきれいに決まってだんだんできるようになってきたのかなと思う。練習から結果ばかりを求めていて失敗は駄目というのが自分の中ですごくあって、思い切っていくこととかあまり考えすぎないこととか練習から自信を持ってやっていないとできないことなので、そこは自信があったのでできたことだと思う。結果については正直もっと駄目かなと思っていたが、8位ということで点数的にも去年1年スケートを頑張ってやってきて良かった時に少しずつ戻ってきているので、この調子でインカレまでに完璧にできるように一つずつやっていければいいと思う。本当はいつもこの試合はフリーだが今日はショートで、フリーになるかどうかどうなるかわからない状況だったので調整が難しいところもあった。ジャンプが三つしかない中でトリプルが決められたので、そこは自信を持っていいのかなと思う。フリーを滑ると思って練習していたので、ショートだったが逆に気持ち的に良かった。スケートを楽しく滑るのはということから考え始めた。就職活動で練習の回数も減って1回1回滑る時間も少なかったので、大切に滑るようにしていたら伸び伸び滑れるように戻ってきた。今年は主将ということで、去年までは西野友毬さんというすごく強い選手がいたので、自分が付いていくか付いていって足を引っ張らないようにというのがあったが、今年はもう頼れる人がいないし男子も今みんなすごく上手な子が多いのでその勢いに負けないように、自分はインカレに3回出ていて経験もしているのでしっかり引っ張っていきたい。結果は出さなければならないが、練習から楽しくしていれば本番も付いてくると思うので、そういう気持ちの面はすごく大切にしなければならないなと思う。技術的には今上位にいる人たちとあまり変わらないので、あとはもう気持ちの問題だと思う。しっかり気持ちを整理してやれば上位で戦っていけると思うので、そういうところはぶれないように頑張りたい」

昨年から躍進をした佐上
「(3位は)普通に嬉しい。この大会は表彰台を狙って日々練習してきたので、良かったなと思っている。最後のダブルアクセルだけが失敗しちゃって、最初の2つは良かったのだけど。良かっただけに最後アクセル失敗してしまって。しかもアクセル飛んでいたら順位が一個上だったので、少し悔いがあるけど結果的に見ると3番なので、良かったなと思う。今シーズンはできればトリプルアクセルを間に合えば入れていきたい。全日本のあと2つ大会出て、課題という課題はミスを少なくすること。大きいミスじゃなくて、ミスを最小限に抑えて演技をまとめるという感じで。練習の時もそこを意識してやっていきたい。(試合を経る度に成長しているように感じるが)自分ではあまり実感ないけど、日々の練習を大切にはしている。同じことを毎日続けるという形でプログラムと演技も毎日掛けているのだけど、悪いイメージはしない。そういうところが試合に表れて悪い演技にならないようにしている。(今シーズンの目標)今はいい感じで来ているので、5種類(アクセル以外)のジャンプは絶対飛べるようにして、アクセルをフリーとショートに入れていきたいなと思っている。他のジャンプが安定してきているのでそこが課題かなと思う」

キャッチーなプログラムで7位入賞した鎌田詩
「自分の前に先輩方が滑り終えた状態で迎えた演技だったので、明治の団体優勝が懸かっているというような話も耳にして頑張らないといけない、精いっぱい自分のやるべきことをやろうと思ったことはある。自分が一番楽しめるスケートをしたいということで、最近では見ないエキシビションのようなプログラムでやっているが、お客さんに楽しんでもらうというよりは自分が一番楽しめるということが目的ではある。ルパンの曲はSPでフリーはそれとは対比してしっとりした曲で、これが本当のフィギュアスケートだというようにしている。明治にフィギュアスケートで入ったが、やっぱり先輩方も多くてインカレに出られる出られない、全日本に出られるのかいろいろ条件が厳しいので先輩方を超えて試合に出て活躍したいなと思っている。(尊敬する人は)2年前に引退された町田樹さん。アイスショーなどで拝見した時から良くしてもらっている。今でも年に何回か連絡取ったりしていろいろアドバイスもらったりしている。(自分の一番の持ち味は)ジャンプ。普通の人よりも身長が高いので高さだったり、表現の大きさだったりで表現に関しては得意だと思う」

1年生ながらも2位入賞を果たした中野
「2位は正直嬉しい。一緒にチームの方と表彰台に一緒に乗れたらいいねという話をして、それが目標として達成できたのでそれがすごい嬉しい。アクセルは練習から結構いけそうだったので本番気持ちが入れば跳べるかなと思ったが全体的に気が楽に入りすぎて跳んでしまったというのがあるのだが、別にそれは焦ったりしないで落ち着いて次のジャンプを決めて。とりあえず総合優勝したかったので、いいところに残るにはまとめるのが大事だなと思い、アクセルで転んだ後もしっかりとまとめようという感じで焦ったりしないで落ち着いてジャンプは2つ決められて、スピンも前から結構練習していたので。最後ステップも自分の気持ちや感情をしっかり最後まで出せて気持ちよく終わったので、アクセルは降りたかったが全体的に見たらそんなに後悔というのはあんまりない。(明治大学という看板を背負ってのスケートだったが)緊張は全然しなくて、とりあえず1年なんで2年生と3年生の方がいるが、その人たちを倒してやろうという気持ちでやって。他の大学の人たちのことはそんなに考えないでとりあえず上にきて目立とうかなと思った。とりあえず楽しもうという感じでいって、トリプルアクセルを入れているが他にトリプルアクセルを入れる人がいないのでこの試合に出ている人で。だからそれは俺だけが跳べるんだと思って、自信を持って出ていけたかなと思う。1発目のトリプルアクセルはチャレンジで考えていて、それを終わってからまたリセットしてという練習を少ないながらやってきたからそれが出たかなと思う。アクセルはずっと練習しているが、そんなに確率が良いわけではなくて。練習の時も結構良かったが、やっぱり本番になると気持ちが入ったりしていつもと違う感じが出てしまうのがある。(後半疲れが見えていたが)めっちゃ疲れました。このリンクすごい疲れるという話で、フリーじゃなくなったんで今回の試合が。ショートになったんで、とりあえず全部省エネしないでやろうと思ってやったら最後バテバテだったんですけど。とりあえず気持ちは入れられてできたかなと思う。(今シーズンは)アクセルをしっかりとコンスタントに決められるようにして、プログラムに入れられるようにするというのと、後は大きく崩れないスケーターになりたい。いろんな練習をしていつも上にいるような選手になりたい」




ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: