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自転車部  森本がケイリン優勝! 明治から3人表彰台へ/全日本学生選手権トラック競技大会

◆7・2〜3 第57回全日本学生選手権トラック競技大会(美鈴湖自転車競技場)
▼男子スプリント
曽我――7位
橋本――8位
板倉――予選敗退
▼ポイントレース
野本――予選敗退
▼スクラッチ
酒井――2位
池西――4位
田川――11位
川邉――21位
松本――予選敗退
竹村――予選敗退
▼男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート
眞砂――2位
▼マディソン
眞砂・松本組――5位
小林・酒井組――6位
▼タンデム・スプリント
森本・隈園組――4位
富・谷口組――予選敗退
▼ケイリン
森本――1位
谷口――8位
富――予選敗退
▼男子1kmタイムトライアル
隈園――9位
 インカレ総合優勝に向けて好発進だ。全日本トラックで3人が表彰台に上がった。ケイリンでは森本尊也(営4=岡豊)が優勝。スクラッチで酒井翔(法2=祐誠)が嬉しい2位表彰台。眞砂英作(政経3=高松工芸)も男子4kmインディヴィデュアル・パーシュートで2位と健闘した。他にも表彰台を含む計6種目で入賞者を出し、全日本ロードに続き、結果を残した。

 
最終学年で個人初タイトルを獲得した森本
最終学年で個人初タイトルを獲得した森本


 スタート前にチェーンが外れるというアクシデントにも動じず、レースを制した。ラスト1周、森本は4番手の位置につけると第3コーナーで爆発的な加速を見せつけた。そして外側から前を走る選手を一気に捲(まく)ると第4コーナーからホームストレートで他を寄せ付けることなくゴールラインを駆け抜けた。「全て理想通りだった」(森本)。抜群のレース勘で相手を圧倒した。森本は個人初タイトルで、昨年の曽我圭佑(法4=九州学院)に続いて明治から2年連続のケイリンでのタイトルとなった。

 予想外の結果だった。予選1位通過で迎えた男子4kmインディヴィデュアル・パーシュート決勝。眞砂はスタート直後から法大の選手に後れを取り、苦悶の表情を浮かべる。そのまま差を縮めることのできずにゴールラインを超えた。「調子の良かった昨日の予選とは脚が別物だった」(眞砂)。予選で調子がよかっただけに悔しさの残る2位表彰台となった。また、直後のマディソンではペアの松本祐典(法3=北桑田)と共に地力を見せつけ5位入賞。調整の仕方や予選後の身体のケアなど課題の残る結果となったが、個人では初の表彰台で収穫もあるレースだった。

 
悔しさの残る表彰台となった眞砂
悔しさの残る表彰台となった眞砂


 「狙ってなかった」と、酒井本人も驚きの2位表彰台だ。スクラッチ決勝、45周という長丁場のレースに酒井は終始集団後方に位置し様子をうかがっていた。残り1周で逃げの法大の選手を集団が追うも追いつけずにゴールイン。酒井を含む後方集団のゴールスプリントは4人での勝負となり最後まで脚が残っていた酒井が制した。予想外の結果に「ラッキーでした」と表彰台では笑顔を見せた。

 先日ツール・ド・北海道出場を決めたロード班に続いてトラック班も結果を残し、インカレに向けていい流れができた。「優勝だけ。2位なんてどうでもいい」(森本)。チームでの総合優勝に向けて、明大自転車部は次のゴールラインへと走り続ける。集大成となるインカレで悲願の総合優勝を狙う。

[柏崎涼介]

試合後のコメント
小林和希(政経4=祐誠)

「トラックの練習でいつも使っているところが試合前に入れなくて、1週間くらい練習ができていない状況だった。ロードは走れていたのでいけるかなとは思っていたんですが、思ったよりは走れなかった。マディソンの練習はバンクに入った時はやっていたので、交代のイメージもしっかりとできていた。試合でも最後の方はいい感じで交代も回って力強く投げられたのでそこは良かったかなと思う。でも序盤は人が多くて、酒井を3回くらい捕まえられなくて脚を使ってしまったなと思うので、そこはもったいなかった。(ロード勢も好調をキープしているが)個人ロードに関しては上出来だったと思う。欲を言えば表彰台に二人が上がって、自分が4位とかに入れればもっと良かった。結果的に北海道も決まって、一桁に3人も入れたので、いい流れのままで全日本ロードでも実業団がいる中で上位に入ることができたので良かったのかなと思う。ロード班も初日は眞砂が1位で上がったり、スプリントでは主力二人がしっかりと上がれたので良かった。二日目は勝ちを狙えるところで何個か逃してしまったところはしっかりと反省して、インカレに向けて調整していきたい。(インカレ総合優勝への手応えは)トラックは同期が強いのでそこでポイントはしっかり取れると思っていて、残りの団体種目やポイント、スクラッチあたりがまだあやふやなので、走れる選手を出して確実に点を取りにいきたい。ロードは今安定しているので、3人上位に入って優勝を決めたい。今までは短距離が成績を出して、長距離が出せていないというのがここ数年はあったが、今はいいバランスが取れていてお互いに刺激し合えていると思う。結構みんな力はあるので、本番にそれが出せるように自分がしっかりと管理していきたい。短距離は森本、曽我、瑠偉(橋本)に任せているので、長距離はこのバランスのまま全体的にレベルアップしていければなと思う」

曽我
「(忙しいのもあって)試合前に練習できなかった割にはよかったかなと思うけど、それは結局言い訳だなと思っているので、満足はしていない。それが一番。コンディションは全然よくない。(実力の)七割程度しか(力が)出なかった。よかった点としては、今回は予選の時にいつも以上にギアを踏んだので、自分が思っていた以上に踏めたのはよかったかなと思う。悪かった点は、いざ対戦となるとそのギアで対抗できなかったので、インカレまでに1カ月半くらいしかないがそこを改善していこうかなと思う。5ー8位決定戦は最初からペースが速かったので、自分でペースを作っていかないとすごくきついので、それを相手の思うがままにレースを動かされてしまったので、それが敗因の一つかなと思う。練習不足なのは今回は間違いなかったのであとは乗り込むしかない。このギアで戦うというのを今回決めたので、(インカレまでの)残り1カ月半とことん追い込んでいこうかなと思う。(2週間後の国際トラックに向けて)メンバーが結構強いのでそこで優勝できるように頑張りたいと思う」

橋本瑠偉(政経4=佐賀龍谷)
「(結果について)予選で自分なりに全力で行ってあのタイムだったので、調子は悪くなかったけど他の大学は仕上がってたので、インカレに向け課題が見つかったと思います。他の大学の選手に比べてギアとか全然踏めてないし、スピード域も全然違うので、そこら辺をもっと鍛えていかないと上にはいけないかな、と思いました。(インカレへの意気込み)今年で競技は最後なので、優勝する気で、インカレ総合優勝も狙えると思うので、皆で各自で出せる力を出す。団体も個人でも出てる種目は上を狙っていきたいので、出てる種目で勝てるようになりたいです」

森本
「(大学最後の全日本トラックでの優勝について)めちゃ嬉しかった。今までこの大会では1年生のとき3位になってから、1度もケイリンで取ったことなかったので、まず取れたことがすごくうれしかった。あと、去年曽我が優勝しているから続きたいな、と思っていた。(昨年の同大会同種目での失格を踏まえて)冬にギアを掛ける練習をしていた。それがうまく掛かってよかったと思う。あと、ギアも変えた。大きいものにした。自分に一番合うギアをやっと見つけることができた。国体優勝したとき、後ろ14のギアで、いままでいつも優勝したとき全部14で、今回もそうしてみた。うまく掛かって10秒台で優勝できた。今まで13とか12を使っていた。大きくすると掛かりがよくなる。自分の感覚的な問題だが、14が一番しっきりくるギアだった。(学生大会初めての個人優勝について)学連個人で初だ。そういえば。最初から風邪ひいていたり就活で忙しくて全然乗れなかったりと調子は悪かったのだが、風邪もすぐ治りピークを大会に持ってこれた。さらに、うまくギアも掛かったり。運も味方につけたのかなと。とにかくうれしかった。優勝きた、きた、と思った。(予選、準決について)どちらも強い選手がいた。意識していたのは藤根(順天大)と深沢(日体大)。最初から優勝できる気はしてたけどね。1回戦の段階で優勝候補者3人つまっていてその中でぶっちぎったので、行けるんじゃないかなと。それもあって準決とかも自信を持って走れた。(予選の10秒台について)流しても10秒台だったから、もっと踏んだらタイム出るんじゃないかなと思ったし自信になった。タイムが手を抜いたのに良いタイムだったからそれもすごく自信になった。(調子がよかった理由は)ピークを持ってこれたことが大きい。特別な練習は特にないけど普通に部で練習して、あと自主練でウエイトを。今年かなりウエイトをやっていて。ギアを踏むにあたってすごく効いたと思う。自転車を始めて今年7年目になるので、レース勘をつかめてきた感覚がある。(レースプランと展開について)まず2、3番手に取りにいって、そして前と車間をあけて、前の2人は泳がせておいて後ろにきた選手にそのまま合わせて前に詰めていって、一気に捲(まく)るという感じ。全て理想通りだった。たまにふいに来る選手がいて、そういうのは慣れでかわした。(卒業後は)インカレで自転車競技は終了。国体も今年は出ない。就活終わって内定決まった。自転車の話ばかり。でも、聞いてきてくれるから、やっていてよかった、と思ったよ。(大会に向けて)調子の上げ方は意識していた。さら足の状態で挑めるようにいつどんなパワー練習するか考えた。さら足にするため全く練習しない日もあった。(自転車競技最後のインカレに向けての目標は)優勝だけ。2位なんてどうでもいい。とにかく優勝。優勝1本で」

眞砂
「僕の持ち味は最初から最後までたれないで走ることなので、残り3周までは相手を見ないでタイムだけ聞いて自分の感覚で走って、残り3から1周は相手を見て差が空いてたら詰めていくというレースプランだった。最初に脚が回らないと分かった時点で僕のレースプランは崩れていた。走り出して3周目で感じた脚の回りの悪さで駄目だと感じた。昨日とは全く違う脚の感じで、調子の良かった昨日の予選とは脚が別物だった。1日経ってこんなに重くなるかと思うぐらいに脚が回らなかった。そこの原因を追求しないと今後順位決定戦に残っても勝てる試合に勝てなくなってしまう。気持ち的に勝つ気だったが、完全に勝てる気持ちがあったかというと自分に対して疑いがあった。毎回そんな感じで負けてしまっている。相手は高校のときから知ってる先輩でどんな走り方をするかは知っていた。相手に合わせて走るとペースが乱れてしまうので、最初から最後までイーブンペースでやってくしかないが、最初3周走ってどんどんたれていった時点で自分の走り方も終わってしまった。今回個人の力で全国大会で2位は初めてだが、やっぱり勝てる試合だっただけに2位という結果は1位とは格段に違う。2位と3位は同じで4、5、6位とも変わらない。大学来て1回も表彰台のいちばん上に立ってないので、なんとか立たないといけないが、今回逃したのはすごく大きい。6月はロードの大会が続いててバンクに乗れる機会がほとんどとれてなくてずっとTTバイクで練習するしかなかった。個人戦も個人戦で目標があったが、毎週目標の大会が違うので、どこに絞るかというのがすごく難しかった。ただ、昨日の1日目の走りが異常によかったのでそんなに調子は悪くないと思ったが、ここ1ヶ月頑張りっぱなしで今日はガタッときてしまった。調子が落ちたのは細かいものの積み重ねで、昨日のレース後のケアとかメンタルとかあると思うが、1日でここまで落ちるのは初めてだった。今後の調整の仕方が重要で難しくなると思う。1日2回走った場合は2回目に走るほうが刺激が入って調子が良くなる。今回のマディソンは個抜きで追い込んだ後でやる気はなかったが、ペアがいて1人じゃないという気持ちと最初にポイント取ってリタイアするのはもったいないという気持ちがあって、走ってみて脚も回ったので最初からやる気持ちがあったらもしかしたら表彰台も狙えたかもしれない。昨日の個抜きで順位決定に残った時点で松本とマディソンは捨てて怪我無く走りきろうと話をしてて、今回の結果は予想外だった。5、6月は試合が続いて練習も試合も頑張り過ぎたので、1回ここでリフレッシュして気持ち切り替えていきたい。来週国体予選で地元帰って、地元ってことでだいぶ気が楽になるのでそこでもしっかり休養して気分切り替えてインカレまで少しずつ練習初めていこうかなと思う。今回個抜きで1番時計見せつけたので、やっぱりインカレでは4分30秒前半っていうのがボーダーになってくると思う。みんなそこに照準合わせて調整してくると思うので、僕もそこに負けないように、今回1番時計出したプレッシャーに負けないように、インカレも決勝残れる走りをしたい」

酒井
「(2位という結果に対して)狙ってなかったし後ろ練習輪だったし、いけると思ってなかったので良かった。(レースプラン)いけそうだったらいって、無理そうならマディソンのほうに全部懸けるつもりだったので、足を使わずに溜めていた。(レース展開)逃げがいなかったので、後ろにいても最後まで勝てる可能性が残っていた。(2位入賞の要因)マディソンに足残しておくために全く足を使わなくて、最後の5周までなにもキツくなかったことだと思う。でも練習輪だったので最後だけはキツかった。(レース終盤について)ふざけていこうかなと思ってたら、なんか、いい感じになんとかなった。(マディソンについて)1回5点取れれば表彰台いけるっていってたけど、運悪くポイント周回自分ばっかりにきてて、足がなくなって6位になった。(インカレについて)メイン種目がポイントなので、インカレで出る種目も決まってなくてなんとも言えないけど(ポイントに)出ることになったら8位以内には入れるかなとは思う。(最後に一言)ラッキーでした」


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