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尾又は幾度となく先制トライを挙げ流れを引き寄せた

ラグビー部  予選プール1位通過もトーナメント2戦目で敗退/ジャパンセブンズ

◆7・10 ジャパンセブンズ2016(秩父宮ラグビー場)
▼予選プール
 ○明治24{10―10、14―7}17流経大
▼予選プール
 ○明治14{7―0、7―10}10PSIスーパーソニックス
▼カップ準々決勝
  明治17{5―17、12―14}31同志社○
▼プレート準決勝
  明治7{0―19、7―12}31北海道バーバリアンズ○
 4月に行われた東日本大学セブンズ選手権において準優勝を果たし、駒を進めた今大会。予選プールでは流経大、PSIスーパーソニックス相手にともに快勝し決勝リーグへ。だがトーナメントに入ると同大相手に14−10、北海道バーバリアンズ相手に7−31と差を広げられた。7人制という普段とは違う試合の中で、15人制に向けた課題点も明らかとなった。

【予選プール 流経大戦】
 明治ペースをつかむことができた。試合開始25秒、流経大のキックオフから一気に攻め込まれ先制点を奪われる。前半3分にはまたもトライを献上し10−0。だが前半5分に尾又寛汰(商4=国学院栃木)が1トライを取り返すと、流れを引き寄せ6分には辻淳朗(政経1=常翔学園)が追加点を挙げ10−10で前半を折り返す。後半に入ると、前半最後の勢いのまま明治の流れを作る。後半2分、福田健太(法2=茗渓学園)からパスを受けた松尾将太郎(商2=東福岡)がハーフラインから前に蹴りだし、そこに高橋汰地(政経2=常翔学園)が快速を飛ばしそのままインゴール右に飛び込み17−10でリード。後半4分には福田健のペナルティにより流経大にペナルティゴールを与えるも、試合終了間際に澤田陵(文3=明和県央)が勝ち越しトライを挙げ24−17でノーサイド。初戦を快調に終えた。

【予選プール PSIスーパーソニックス戦】
 前半は均衡し互いに得点が決まらない。前半開始15秒、敵陣インゴール付近まで攻め込むも、ペナルティを取られチャンスをものにできず。それでも残り1分、敵陣ゴール手前10mラインアウトからターンオーバーし、尾又が先制トライを挙げ7−0とする。後半は開始40秒、3分50秒に続けて失点しリードを許すも「ディフェンスの面で粘れた」(尾又)と最後まで粘り強さを見せ、試合終了間際には山村知也(営1=報徳学園)が見事なステップで相手をかわしインゴール中央に飛び込む。これが決勝点となり14−10で勝利した。
1トライを挙げ何度も好機を作り出した山村
1トライを挙げ何度も好機を作り出した山村


【カップ準々決勝 同大戦】
 粘りを見せることができなかった。前半開始1分、先制を許すも2分後には澤田のトライで取り返す。その後は失点が続き5−17で前半を折り返した。そして後半に入ってすぐ、左のカウンターから尾又が巻き1トライ返上。だがそれもむなしくその後2トライを奪われそのまま試合終了となる。「積極的にアタックしたのとしてないチームの差が出た」(梶村祐介・政経3=報徳学園)と17−31で敗北した。

【プレート準決勝 北海道バーバリアンズ戦】
 外国人選手の多い相手だけに苦戦した。前半開始直後、ファーストタックルで仕留めきれず失点。その2分後には再びインゴール中央にトライを献上され0−12と離される。そして前半だけで0−19という点差をつけられ後半に突入。後半開始早々渡邉弐貴(営2=国学院栃木)がトライを挙げ7点を返すも、反撃はこれまで。「同大戦で負けたショックが次の試合にも響いていた」(梶村)と、この後も失トライが続き7−31でノーサイド。外国人選手を攻略することができず、なす術もなく大敗した。

 結果は満足のいくものとはならなかったが、秋に向けての収穫はできた。「15人制の課題と、今回わかった7人制の課題で被る部分が多い」(尾又)と、セブンズだけでない課題が明確になった。「相手の個の力にチームでしっかり対応していきたい」(尾又)。ジャパンセブンズが終わった今、秋の本格シーズンに向け勝負の夏が始まる。

[石塚真維]
◆出場メンバー◆
井上 遼(政経2=報徳学園)10松尾 将太郎(商2=東福岡)
朝長 駿(農2=長崎北陽台)13尾又 寛汰(商4=国学院栃木)
辻 淳朗(政経1=常翔学園)15渡部 寛太(文3=愛媛北条)
22渡邉 弐貴(営2=国学院栃木) 11澤田 陵(文3=明和県央)
12梶村 祐介(政経3=報徳学園) 14高橋 汰地(政経2=常翔学園)
福田 健太(法2=茗渓学園) 23山村 知也(営1=報徳学園)

試合後のコメント
ゲームキャプテン・尾又寛汰(商4=国学院栃木)

「流経大は個人的に負けたくない相手だった。試合時間が早いし初戦だったので手こずることがあるだろうが、ミスを恐れずに仕掛けていくことをみんな意識して試合に臨めた。うまくいかないこともあったが、次の試合につなげられたし「MUST WIN」を果たせた。(2試合目は)ディフェンスの面で粘れた。いくらアタックが良くても、何本も取られていてはチーム的には成長したことにはなっていない。自分は前半しか出ていないが、後半メンバーの下級生が自分たちで盛り上げて雰囲気作りをして粘り強いディフェンスができたのは成長できた証だと思う。(同大について)ジャパンセブンズに出ているチームのほとんどが外国人選手がいるチーム。その中で明治も同大も外国人選手はいない。同じ条件の何にも言い訳ができない状況。むしろ同大は遠くから来ていて、状況的には有利なくらいだった。それでも負けてしまったのはシンプルに悔しい。反省の前に、ただただ悔しい気持ちでいっぱい。ボールを回している時で、空いてるスペースを探してしっかり攻めよう、という意識はあった。同大の方が見つけるスピードが速かったり、思い切りよくラグビーしていた。テンポやら思い切りの良さに押された。勉強になる、課題しか残らない試合。(北海道バーバリアンズ戦は)体力的にきついのは向こうも同じで、外国人選手がいることはわかっていた。ジャパンセブンズは外国人選手を攻略しないと勝てないので、そこは言い訳できない。声は掛け続けたが、同大に負けたことが気持ちの面で響いていた。上には行けなくなって勝って東海大に東日本セブンズの借りを返そうと話していたが、そこまでのチーム作りができていなかった。前半メンバーが特にそうだった。後半メンバーは頑張ってくれたが、前半にもたついた場面があって、そこはキャプテンの責任があると思う。申し訳ない。15人制の課題と、今回わかった7人制の課題で被る部分が多い。15人制で克服していれば7人制で出なかったと思う。人数は違うがラグビーだし共通する部分は多い。明治は個人のスキルは高い。大きい選手じゃなくても高いスキルを持っている。外国人選手にサイズがない選手が対抗するには一人じゃ無理だし、その部分でコミュニケーションを取ってチームの力でやっていくことは大事で、15人制にも還元できる。相手の個の力にチームでしっかり対応していきたい。個人的には、オールスターの時に帝京大の選手から学んだ当たり前にキャプテンを助ける声に出していたので実行したかった。このことに自分で気づけたのは大きい。まずはBKから、どのカテゴリでも負けないBKを作っていけるように、先頭に立っていきたい。(自身のプレーを振り返って)15人制で春シーズンの最後いいパフォーマンスができていなかった。自分のプレーよりチームのプレーを優先させてしまったりだとか、思い切りの良さがなくなっていた。色々迷うところもあったが、オールスターぐらいから思い切りの良いプレーヤー判断をできるように意識してきた。今日も自分の持ち味のランやステップ、パスが生きたと思う。あとはみんなのおかげ。4年生は一人だったが、みんなで仲良くやれたし、それが見ている人にも伝わればうれしい」

梶村祐介(政経3=報徳学園)
「最初の流経大戦、自分自身セブンズがどういったものなのか確かめたかったこともあって前半最初軽く行かれたが、その後に取り返す力が明治にあった。課題も出たがしっかり勝てることができた。アタック力はかなりあるので、しっかりボールキープすれば取れることはわかっていた。後半はできるだけボールキープして、敵陣でプレーできたので良かった。PSIスーパーソニックスはセブンズに特化したチームなので、こっちが15人制をやる感覚で7人制をやってきていた。そういう相手にどう戦うか。向こうは形としては何パターンも持っていて、自分たち以上に頭を使っていた。そういうチームに勝てたことは大きな意味があると思う。最後自陣でのディフェンスが粘りながらできたので、あそこで相手に得点をを与えなかったのは大きい。(同大戦は)楽しみにしていたが、試合をやってみると明治はあまり仕掛けずパスを横に回すだけだったが、同大は前に仕掛けてきてクロスだとか色んなオプションを出してきた。積極的にアタックしたのとしてないチームの差が出た。同大戦で負けたショックが次の試合にも響いていた。明治は外国人選手に苦手意識があるチームなので、ここでもっと良いパフォーマンスをしたかった。紫紺を着る意味をわかってほしい、と思った。(15人制で生かせる部分)ディフェンスで耐えられたところはしっかり耐えられた。コミュニケーションをしっかり取れたので耐えられたと思う。7人制で横と横の幅が広い中でできたのは自信になった。抜かれたシーンや取られたシーンをもっと見直していきたい」

松尾将太郎(商2=東福岡)
「最初のプールのところでしっかり勝って1位通過しようという話をしていたので、自分たちの持ち味を存分に発揮して、きつい試合ではあったがそこを勝ち上がれたのはまず最初良かったと思う。そこでリーグに上がったところで少し疲労もあったがそれは他のチームも同じことなので、やりたいことができなかったというのが負けてしまった原因だなと思う。やりたいことができなかったのは体力面の部分と、ボールを持った時にキャリアが一人一人が仕掛けてアタックしていこうという部分で少し横のパスが多くなってしまってごてごてに回ってしまったというのが大きかったのかなと思う。プールではキックオフがしっかり良いところに上げられて1年生の辻がしっかり取ってボールが継続できたというのはトライにもつながったし、アタックし続けることでディフェンスをしないでトライも取られないというところでうまくいったのではないかと思う。練習期間としては1週間ぐらいしかなかったが、チームとしても個人としても成長できた1週間になったと思うし、結果は少し残念だったがこれは次の15人制でもつながる部分はあると思う。15人制でつながる部分は、キャリアだったりしっかり倒れないで立っておくというところだったり、オフロードであったり、自分はスタンドオフなのでキックオフだったら良い精度でできていたと思うのでそこをどんどんどんどん伸ばしていきたい。チーム的にも「MUST WIN」というテーマを挙げていてそれで勝てなかったというのは足りない部分だと思うので、そこをどんどんなくしていけるように頑張る。やはり「MUST WIN」というのを掲げているので、まずは部内での競争に勝って試合に出て、それで敵に勝って最後喜べればいいなと思う。自分はキックが課題としてはあると思うが、U−20も行ってキックも練習してきたしこのセブンズでも良い形でいけたので、まだまだ足りないところはあるがキックをどんどん伸ばしてそこを持ち味に変えられればいいと思う」

山村知也(営1=報徳学園)
「トライを取り切れた部分もあったが取り切れなかった部分もあったので、どこが悪かったのかしっかり見つめ直して15人制の方で生かしていきたいと思う。今日は全体を通して見ると満足はいっていないシチュエーションはあった。2試合目はトライを取り切れたのでそこは自分的に納得はいっているが、3試合目と4試合目はトライを取り切れなかった。自分の仕事はトライを取り切ることなので、その仕事を果たせなかったというのは満足いけていない部分。一対一の強さであったりとかラインブレイクするところ、あとトライを取り切ることという部分は15人制でも同じなので、そこは反省して生かしていきたいと思う。1週間で練習できた期間は短かったが、その中でチームとして何をすべきかということを確認しながらやって、個人としてはチームでやったことを遂行する中でボール持ったらしっかりトライを取り切るということを心がけながらやってきた。プール戦は前半に相手にペースを持っていかれたりしていて後半追い上げる形になった。もっと全員が積極的になればもっと良い内容になっていたかなとは思う。自分自身は出場時間が少ないからそこまで疲労はなかったが、フルで出ていたりスタメンで出ている方はやはり疲労は溜まっていたのではないかと思う。最後の北海道バーバリアンズ戦とかになると外人選手が多くて、フィジカルであったりスピードであったりとかで越されていたのが少しずつ出たのがトライにつながれたので、そういったところも敗因なのかなと思う。やはり出場するからには優勝目指してやってきていて、決勝リーグトーナメントで1回負けて、その次はまた勝って試合しようと言っていたが、そこで負けてしまったので納得のいく結果ではない。これから夏合宿を通したりとかしてシーズンに向けて15人制の大事な時期になってくるので、チームとしても個人としてもしっかり成長できるような良い期間になればいいと思っている。チームとしては組織的な動き、個人としてはトライを取り切るというところを磨いて、明治の得点源になれるように頑張っていきたい」



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