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1位でゴールし喜びを表す田川

自転車部  クラス3で森本と田川が優勝! クラス1では小林が健闘で3位入賞/湾岸クリテリウム

◆7・30 全日本学生ロードレースカップシリーズ第5戦 湾岸クリテリウム(東京都シンボルプロムナード公園)
▼クラス1 
小林――3位
野本――7位
隈園――21位
松本――23位
▼クラス2A
竹村――9位
板倉――途中棄権
▼クラス2B
川邊――途中棄権
▼クラス3A 
田川――1位
▼クラス3B 
谷口――途中棄権
▼クラス3C 
森本――1位
富――途中棄権
 強さを見せつける走りだった。クラス1では小林和希主将(政経4=祐誠)が3位入賞を果たした他、RCS年間ランキング暫定1位の野本空(政経2=松山工)が7位、隈園郷史(政経2=明大中野)が21位、松本祐典(法3=北桑田)が23位と、道幅の狭いコースで、落車事故も起こりやすい状況の中出場した4選手全員が最後まで走り切った。クラス3では田川翔琉(政経1=ルーテル学院)と森本尊也(営4=岡豊)が見事1位を獲得。クラス2への昇格を決めた。比較的距離の短いレースであったため普段より速い展開で進んでいったが、落ち着いた走りで本領を発揮しインカレに向けて着実に前進した。

 
最後のスパートをかける森本
最後のスパートをかける森本


 調子の悪さを物ともしない走りだった。4日前まで世界戦に挑んでいた田川は、ケガの影響もありコンディションの悪さを心配していた。しかしレースが始まるとそれを全く感じさせなかった。最初は先頭集団の後方から様子を見ながら、4周目ではトップに躍り出て集団のペースを自ら加速し、他の選手に脚を使わせようとするなど、計画通りにレースを進めた。残り3周の場面になると「(集団の)ペースが上がらなかったので得意のスプリントで果敢に行けるかなと思っていた」(田川)と、先頭集団の走りについて行きながら出し抜く機会をうかがった。残り半周あたりで他の選手のアタックが始まると、それを上回る加速をかけ、トップでフィニッシュ。優勝、そしてクラス2への昇格を果たした。クラス3Cでは先日の全日本トラック・ケイリンで優勝した森本が出場。序盤から中盤は常に先頭を見据えた位置につけ、最後は圧倒的なゴールスプリントで優勝。完璧なレース運びで田川とともにクラス2へと昇格を決めた。

 
4年生の貫禄を見せた小林
4年生の貫禄を見せた小林


 主将が貫禄の走りを見せた。毎周のようにトップが入れ替わる激しい展開となったクラス1。小林、松本、野本らもトップ争いに絡むがなかなか抜け出せない。しかし「順天大とか日体大も人数も多いので、そこらへんをマークしながら誰かが行ったらすぐチェックに入ってという感じ」(小林)と、抜群のチームワークで上位集団を巧みにコントロール。最後こそ小林泰(日体大)に突き放されたものの、ラスト1周で混戦を制し小林が3位でゴール。経験とテクニックに裏打ちされた確かな技術が光った。野本も7位と上位でフィニッシュ。ロードレースカップシリーズ暫定1位の座を譲らなかった。

 インカレ前最後のロードの大会となる今大会。8月6日にはトラックの東京六大学大会が控えているが「トラックは強度の高い練習ができるのでインカレのロードに向けた最後の練習だと思って臨もうと思っている」(野本)と常にインカレを視野に入れている。1年に一度の大舞台に向けて、既に気持ちは最高潮だ。

[曽布川昌也・三ツ橋和希]

試合後のコメント
小林

「1年生の時はこのコースで2、3年は違うコースだったが、1年の時にこのコースでクラス2優勝していたのでいいイメージを持っていた。5時前ということもあり、日中よりは天候的にも走りやすかった。(チームでのプランは)試合前にこうしようと特別話したわけではないが、みんな脚があるので積極的に前で展開することができたと思う。順天大とか日体大も人数も多いので、そこらへんをマークしながら誰かが行ったらすぐチェックに入ってという感じで特に打ち合わせはなかったが、チームとしての動きはできたかなと思う。(激しくトップが入れ替わる展開に)順天大とか、日体大は脚のある選手が多くて少しでも気を抜いたら行かれてしまうという感じだったのでできるだけ前に位置して、逃げが出たらすぐにつぶすようにしていた。いつ逃げが決まるか分からなくて序盤から動きすぎて脚を使いすぎてしまって、中盤から最後の方にかけてはあまり動けずきつくなってしまった。(ラスト1周までもつれたが)優勝した泰正(小林・日体大)は毎レースああいう勝負の掛け方をする選手なので、みんな脚がないところでガツンと行かれてしまった。できれば泰正を他の大学の選手が吸収して、自分としては最後のスプリントに持っていければ理想的だったが、行かれちゃったので2位狙いに切り替えた。(今シーズンは好調をキープしているが)それでもだいぶきつい走りが続いている。毎回出し切ってかろうじて表彰台という感じなので、何とか昨年走っていた経験とテクニックで何とかやれているという感じ。(例年と違ってインカレの前に六代戦が控えるが)室内バンクでやれるので、インカレ前にいい調整ができると思う。落車だけには気を付けてやっていきたい。インカレのロードは各大学8人出られるが、明治はクラス1、2のメンバーが8人ほどしかいないので、長距離班のメンバーでしっかりと上位を狙っていきたいと思う。(チームの士気は)例年と比べてもインカレに向けてみんなのやる気を感じている。昨年はインカレがみんな微妙で、その後の国体が仕上がっていてという感じだったが、今年は特に4年生が最後のインカレということで気合入れてやっているのでそれに後輩も付いてきてくれていると思う。今年は期待できると思う。自分の同期も個人ではかなり期待ができるので、まずは個人でしっかりと点数を取って団体でも上位に入って、そしてロードで3人が上位に入って総合優勝を狙っていきたい。もう1ヶ月を切っているので、本当に最終調整という感じ。来週からまた合宿があるのでそこで追い込んで、その後しっかりと休んでインカレに向けて調整していくだけだと思う」

板倉玄京(営3=千葉経大付)
「落車は無理なとこに入ってインからきた選手が膨らんできてぶつかってしまった。 今日の目標は完走することだった。集団スプリントになれば上位を狙っていく予定だった。でも、落車する前ぐらいから結構きてて完走きついかなってところで転けたので、クラス2は厳しいのかなと。クラス2は今回が初めてで、クラスがひとつ上がるだけでペースが全然違った。(インカレに向けて)1日からジャパン合宿があって、その後に対抗戦がある。そこから明治で1週間合宿があるので、コンディション的にはいい感じにインカレに臨めると思う。自分がインカレで走るのもチームスプリントでの1周だけなので悔いの残らない走りをしたい。予選と決勝合わせても1本ずつだけだから、予選で終わったら本当に1周で終わってしまう。予選の1周を全力で走りたい。タイム的には他が18秒台でまとめてくると思うので、自分は17秒台に乗せられていたら2、3走目にいい流れでつなげる。チームは他の競技も調子上がってきていて、総合優勝も狙える。チームスプリントで優勝すればポイントも結構入るので自分も貢献したい」

松本
「(今日の調子は)テスト期間の1週間くらい全く触れていなくて、昨日ようやく軽く練習して、10分走過去最高を出したので、調子いいかなとも思ったがインターバル掛かって、クリテリウムは特にずっと高速スピードで負荷がかかるレースだとやっぱまだ体が慣れてなくて相当きつかった。あんまり調子良いと思っていなかったが、思ったより走れてまあまあ良い練習になったかなと思った。(六大学戦について)ポイントレースに出る。たまにはポイントにでるか、みたいな軽い感じ。楽しめればいいなと。(六大学戦からインカレという流れについて)六大学戦は遊びみたいなものだから、特に何も調整とか考えていない。六大学戦のあと1週間合宿があるので自分でしっかり乗り込んでインカレにつなげていければな、と思う。(インカレへの目標)もちろん自分も勝ちたいが、明治が総合優勝できるようにチームでまとまって走れたらいいと思う」

隈園
「(結果について)今年クラス1ロードレース初めてっていうのもあって目標は完走だった。チームに貢献できたしアタックのようなものもできた。目標も達成できたし比較的動けてよかった。(今日の調子)自分の中では比較的良い調子だった。クラス1は周りがみんなうまいので走りやすかった。(レースプラン)大体あとの3人に任せてっていう感じで。スプリントになったら小林さん、野本は多分総合狙っているんで上位にしよう、松本さんはとにかくアタックアタックという感じ。最後まで余裕あったらスプリントのとこでも引こうと思っていたけど、そんな余裕もなかったので自分的には最後は何もできなかったなと思う。(展開について)アタックが全く決まらなかったので常にハイペースでずっとピリピリしている感じだった。(特にきつかったところ)終盤位置取りが激しくなってペースがあがるところがきつかった。(ラスト1周)駄目だった。ラストは位置取りも後ろになって飲み込まれちゃって、前にいないと勝負できないので。(六大学について)1キロとタンデムに出るので自分の自己ベストを出したい。タンデムはフライングTTだけなので、先輩方に付いていけたらいいなと思う。(インカレについて)インカレも1キロとタンデム、一応ロードにも出ると思うけどあまり上れないのでトラックメインでいくつもり。インカレは8位以内に入らないとポイントがとれなくて、自分が出る種目でいうと1キロは相当レベルが高くなっているので、なんとか8位に食い込めるようにベストを尽くしたい。タンデムに関して予選は自信あるけど、まだ未熟だからコーチ陣と話して基礎から学んでいきたい。(六大学からインカレという流れについて)六大学から合宿に入るので、そのまま試合合宿試合って感じ。仕上がりの確認と、合宿に持っていく課題を六大学で見つけたい。(インカレに向けてどのような練習をしているか)短い時間で高い強度の練習をするっていうのを繰り返している。1キロなら1分全力、無酸素と有酸素の間を行き来してって感じで、最近はそればっかりやっている。六大学、インカレ、北海道と続きますが、全部自己ベスト出せるように頑張りたい」

野本
「(今日の順位について)序盤から結構前で動けていたけど、中途半端な動きが多くて、最後思いっきりいけなくて、スプリントでずるずる下がって、8着ぐらいで終わったのがとても残念でならない。(レースプラン)上位のメンバーが大体いつも固定なので、その辺をしっかりマークして動いていたけど、小林選手(日体大)がきれいに抜けて、その後追走する展開になったがその後は足を使ってしまって最後もがくときに後ろからどんどん抜かれて。全体的な強化が必要。(インカレ前に直したいところ)今回のクリテリウムとロードレースは違うところがあって、スタミナ配分とかが全然違う。そういうところをしっかり調整して仕上げていかないかなと思う。(インカレで出る種目は)前回の個人ロードの結果で上位に入っていたので、チームからはロード一本で任されている。(六大学戦によるインカレへの向き合い方の違い)六大学戦はトラックしかないので、一応出るけどインカレにあまりつながらない。なのでトラックは強度の高い練習ができるのでインカレのロードに向けた最後の練習だと思って臨もうと思っている」

田川
「(今日の結果について)4日前まではトラックの世界戦があって、あまりコンディションが良くなくて、そのまま迎えて、ケガをしてしまって、1位は獲れないけど2位までなら行けるかなと思っていた。位置取りを気をつけて、結構速いので、コーナーとかでも落車が相次いでたので、それに気を付けた。先頭で走っていて、残り3周になってもペースが上がらなかったので、得意のスプリントで果敢に行けるかなと思っていたのでそれで最後残り1周になっても前に行くのを意識して、残り半周くらいで他の選手がアタックを始めたので、それの後ろについて、ゴール直前で爆発させることができて優勝することができた。(事前に立てたプラン)まず逃げの集団ができたらそれを追うということがまず一番気を付けて、逃げの集団ができなかったので自分で途中速度を上げて集団を一列にして他の選手に脚を使わせようとかそういうことを企んでいて、走っていてそういう予想が当たったというか、そういう走り方ができて優勝することができた。(改善点などは見つかったか)これからクラスが上がっていくんですけど、距離が伸びれば伸びるほど自分は不利になっていくので、短い距離しかまだ乗れていないので主にこれからの練習で乗り込んで、長い距離をクラス2に上がっても優勝できるように、クラス2で優勝してクラス1に上がることを意識して走りたいなと思います。(昇格できたことについて)素直にうれしい。クラス2でこれから走っていくので、次はクラス2で1位にならないとクラス1に上がれないので、そこでまた上がれるように頑張っていきたい。(六大学とインカレに向けて)残り1カ月しかないので、練習中にもけがにも気をつけたりして、主に自分はスクラッチと団体種目に出るのでどちらとも練習で鍛えてインカレで優勝できるように頑張りたい」
◆9・10〜10・30 平成28年度東京六大学秋季リーグ戦(神宮球場)
▼10・2 対法大2回戦
○明大8―4法大
2回戦
明大
法大

(明)○星(2勝)、水野、柳―牛島
(法)●熊谷、内沢、新井悠、氏、三浦―森川、伊藤士
【本】(明)川口@2ラン(5回=内沢)、Aソロ(7回=内沢)(法)柴田Aソロ(2回=星)
【二】(明)宮崎(3回)、萩原(4回)(法)向山(6回)
(明)◇犠打2 星(4回)◇併殺1 ◇残塁7 ◇盗塁2 牛島(5回)、萩原(5回) ◇失策2


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