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王者の走りを見せた小林

自転車部  小林と橋本の4年生が貫禄の優勝!/東京六大学対抗自転車競技大会

◆8・6 第30回東京六大学対抗自転車競技大会(伊豆ベロドローム)
▼チームスプリント
 曽我・板倉・隈園――3位            
▼15kmポイントレース
 野本――3位
 松本――4位
 眞砂――10位
▼スクラッチ
 小林――1位
 池西――7位
▼1kmタイムトライアル
 隈園――2位
 曽我――6位
▼4kmチームパーシュート
 眞砂・川邉・池西・田川――4位
▼スプリント
 橋本――1位
 曽我――5位
▼総合順位
 明大――2位
 2人の4年生が魅せた。スクラッチでは同種目全日本王者である小林和希主将(政経4=祐誠)が貫禄の走りで優勝。スプリントでも橋本瑠偉(政経4=佐賀龍谷)が圧巻のスプリントを見せつけて1位となり、明大からは2人の優勝者を出した。他にも隈園郷史(政経2=明大中野)が2種目で入賞するなどチームに貢献した。また、RCS年間ランキング暫定1位の野本空(政経2=松山工)が15kmポイントレースで3位、松本祐典(法3=北桑田)も同種目4位とロード班の活躍が目立った。多数の入賞者を出すも、明大は総合2位となり選手たちはインカレでの巻き返しを誓った。

 主将が独走で優勝を飾った。レース序盤から逃げが発生する展開にも小林は落ち着いていた。「後半勝負かな」(小林)の言葉通りにレースは後半に動いた。残り13周を過ぎた頃、小林は慶應の選手と抜け出し2人の逃げが形成された。しかし、すぐに小林1人となり残り10周をむかえたところで後ろの集団との差は既に半周程度開いていた。「いけるとこまでいこうとペダルを回した」(小林)と、一人旅が始まった。集団は追走を試みるも時すでに遅し。チャンピオンジャージーを身にまとった小林が独走勝利でこの種目1年生以来となる優勝を果たした。

3度目の頂点に立った橋本
3度目の頂点に立った橋本


 スプリント王者は健在だった。橋本は予選を2位で通過し1/2決勝まで1本も落とさない危なげない走りで決勝へ進んだ。2本先取で勝利となる決勝の1本目、橋本は前に出て後ろを振り返り相手の様子をうかがう。2周目のバックストレートで抜かれ、ラスト1周そのまま離されるかと思いきや最後まで食らいつき、ゴール直前に差し切って1本目を取った。2本目、橋本は終始前方に位置し、相手とけん制しあう。ラスト1周にさしかかったところで爆発的な加速を見せつけてそのまま逃げてゴールイン。人差し指を突き上げた。1、2年次にこの種目で優勝していた橋本が最後の年に有終の美を飾った。

 インカレ前、最後のトラックでのレースとなった今大会。個々の調子の確認など重要な場となった。結果は総合2位に終わったが「法大に負けた悔しさでインカレでは法大には勝てると思う」(曽我圭佑・法4=九州学院)と選手たちはインカレ本番を見据えている。今日から自転車部は合宿に入りインカレ前最後の追い込みをかける。「今年は総合優勝できるって言われているメンバー」(小林)と、周囲からの期待も大きい。悲願のインカレ総合優勝へ向けて最終段階だ。

[柏崎涼介]

試合後のコメント
小林

「(レースを振り返って)チャンピオンジャージを着て走っていたので、勝たないとっていうプレッシャーもあった。でも、走ってみると意外に調子よかった。前半から早稲田の孫崎君が動いていたので、しっかりマークして潰していった。後半勝負かなと思っていて、残り13周くらいで慶應の選手と抜け出せて自分1人になって、後ろを見てこれはもういくしかないと思った。捕まったら負けるぐらいの気持ちで踏んで、そしたら半周差ぐらいキープできて、結果逃げられたのでホッとしている。逃げ始めは2人で回していけたらいいなと思っていたが、終わった後に慶應の選手と話したらきつかったみたい。千切れた時点でやめようかなって思ったが、後ろと差が開いていたので様子見でペースを上げて踏んで逃げてみて後ろの反応見ながらって感じで、後ろがけん制入っていたのでいけるとこまでいこうとペダルを回した。(チームでのレースプランは)池西(拓海・営2=栄北)はインカレのスクラッチの補欠に入っているので、正選手になるには自分に勝ってかつ優勝してアピールして監督コーチに池西走らせた方がいいんじゃないと思われるために本人は走っていたと思う。自分と戦う意識で池西はいたと思う。池西が前にいったら追っかけた。だからチーム内での協調は特にせずに、1人の相手として走った。(日本チャンピオンジャージーを着ての優勝について)ジャージーを着てるからといって絶対に勝たないといけないわけではないが、六大学という中で強い人も何人かいるけど、インカレみたいにみんながみんな強いわけではない。その中でしっかり優勝できてよかった。周りの友達にもさすがだなみたいに言われてうれしかった。(最後の六大学対抗戦だが)基本的に11月に六大学対抗戦があるので、4年生はサポートで出ない。今年はインカレ前だったので、4年生みんな出られて4年間走れたのはラッキーだった。1年生のとき総合優勝できて2、3年は総合優勝できずに終わってしまったので、最後総合優勝したいなって気持ちだった。1人1人がベスト出せたら総合優勝できるかなってとこだったが、2位で残念だった。インカレに向けて総合優勝しておきたいとこだった。1人1人の内容はよかったので今回は走れてよかった。(合宿について)全体としては最終の調整も兼ねての最後の追い込める時期。合宿でバテるまで追い込んでもらいたい。自分としては長距離班を引っ張っているので、長距離の4人はバンクには入らずCSC走ったり、外に200キロ乗りに行ったりする。みんなで高い意識持ってこれからインカレだと意識を持たせて、集中してやっていきたい。(インカレロードの目標)チームの上位3人がポイント付いて、20位までがポイント入る。今までのレース見ても野本と松本は表彰台登れる力がある。その2人をしっかり支えながら走って、2人表彰台のせて自分も一桁で入って3人で点数稼いで、トラック班の点数と合計して総合優勝できたらなと思う。3人一桁順位に入るのが理想。調子が良くても野本と松本には敵わない登りのコース。2人はやっぱり登りが強いから自分はサポートに周りつつ、調子が良かったら上位を狙いたい。味方を潰すような動きは絶対にしたくない。走りながら話して調子とか聞いていけるとこいけたらいいなと。(主将として望む最後のインカレ)今年は総合優勝できるって言われているメンバーなので、OBの方とかも盛り上がって期待してくれている。その期待にしっかり応えたい。自分自身としてもインカレ総合優勝の代の主将という最高の形で終えられたらいいなと思う。自分は今回ロード一本で出るので、トラックは短距離のリーダーの森本(尊也・営3=岡豊)と中距離を引っ張ってる眞砂(英作・政経3=高松工芸)に任せる。4年の同期も強いので、みんな合宿でしっかり追い込んでもらいたい。自分はみんながベストを尽くせるような雰囲気とか作っていけたらいいなと思う」

曽我
「(3位という結果について)後ろのギアがいつもと1枚違っていて、理由はハロンを計ったあとに時間が全くなくて変えきれずにそのまま行ったら、板倉にちぎられて変なタイムになってしまった。普段より相当重いギアにしてしまっていて、そんなのでチースプしたことなかったので当然ついていけるわけはなく、しかし思ったよりはタイムは悪くなかった。あと、これから1週間合宿が始まるので、その中で1秒以上上げられると思う。隈園も今日1km4秒で走ってくれたし。1、3走は決まり。2走が俺か瑠偉(橋本)かというところ。(3人でレース前に話したことについて)俺は絶対ちぎれるから隈園頑張れよって話はした。俺はギアで案の定の走りだったので、ある意味作戦通りの走りだった。できれば優勝したかったが、照準は六大学戦ではないので。熊本に昨日まで帰っていて競輪学校の試験のための練習していて、疲れは取れていなかった。しかし、調子が悪いとは思っていなかったがボロボロだった。(最後の六大学戦でしたが)本当は去年の11月が最後の予定だったので。まぁ、最後くらい優勝したかった。でも、この法大に負けた悔しさでインカレでは法大には勝てると思う。(インカレへの意気込み)チースプもスプリントも優勝目指して頑張る」

橋本
「久しぶりに六大戦に勝って、1年2年と優勝して昨年体調が悪くて欠場したので、今年は優勝してよかったです。(調子は)7月30日から昨日まで地元に帰っていて、練習していて脚の疲労は結構あったのですけど、疲労がある割には走れたので、調子はよかったんじゃないですかね。得意のパターンに持って行けないことが何回かあったので、そこらへんが反省点です。(得意のパターンとは)最近よくスプリントの練習をやっていて、相手に脚を使わせながら自分が楽に勝つのを教えてもらったので、それがいい感じにはまっていたので、それがたぶん自分の得意なパターンなので、先行しても勝ったし、捲りになっても勝ってたので、どちらともよかったです。(それ以外に意識したことは)今回はギアを意識して踏んでみたので、ギアを踏んでどこまでこの大会で通用するかというのをやって、決勝でも連続してとったのでよかったのではないかと思います。(合宿に向けて取り組みたいことは)ギアを今回から踏んでいるので、それに慣れるように調整していきたい。(インカレに向けて)インカレ前にこの結果なので、調子は悪くないと思うので(目標は)最低4位か3位以内で、頑張って優勝したいなと思います」

板倉玄京(営3=千葉経大附)
「(3位という結果について)納得していない。朝の周回ができておらず、曽我さんもあまりできていなかった。隈園もたぶん、100%の力を出すことができなかったので今回を踏まえて、インカレまでにチースプメンバーをきちんと決めて、表彰台に立てるくらいのタイムを出したい。(JAPAN合宿から六大学戦を迎えて明大の合宿とハードなことについて)スタンディングにおいての調子はめちゃめちゃ良い。良い感じに疲労が残っているし調子は良い方だと思う。(明大の合宿では何を意識して取り組むのか)チースプに出場するので、チースプで皆が隊列を整えて、3位以上は取りたいと思ってる。(インカレへの意気込み)一走で一番速いタイムを出したいと思っているので、せめて表彰台に上がれるようなレースをしたい」

野本
「(今日の順位について)3位だったんですけど、今大会はどこの大学もインカレに向けて温存している部分があるので、今日は1位を狙えるレースだった。負けた1人は愛知の後輩だったので悔しい。(今日のプランと展開)少人数で逃げてスプリントの展開にもちこんでポイントを稼ぎたかった。実際は少人数にしたはよかったものの、ラップの後集団に戻った時点で集団に勢いがついていて、足を残せなかった。展開は良かったのに足が残せなかったという部分であまり調子がよくなかったと思う。(今日から合宿だが何を意識するか)今年は4年先輩にメンバーが揃っているので、総合優勝に向けて頑張れるようにモチベーションを上げていきたい。チーム全体も盛り上がっている。(インカレについて)インカレではロード一本に絞っている。180人近くの人と競うけど、結局は最後どれだけ踏ん張れるかが勝負だと思う。同じ世代と下の世代には負けたくない。インカレ本番ではしっかり真ん中立てるように頑張りたい。今年はどこの大学も実力が均衡しているので、その中を明治で優勝したい」

隈園
「今日はチームスプリントと1kmに出て、チームスプリントは今まで一回もやったことなくて、今回が初めてでぶっつけ本番だったので、納得はできていないですけどこれからの課題が見つかったのでそこはよかったなと思って、1kmはインカレで出る種目なので、自分の自己ベストを目標にして、いつもより重いギアを使って臨んだのですけど、自己ベストの4秒台が出たので、そこはよかったと思います。4秒台だとインカレで入賞も危ないくらいなので合宿で仕上げて4秒台前半以上には持っていきたいと思います。(課題とは)最初のスタートなんですけど、今回は曽我さんが重いギアでスタートしてたので、まだ付けたんですけど、本番のギアだと、自分はスタートの一歩目が遅いので、そこがついて行けないと無駄脚を使ってしまうんでタイムも出てないので、あとは自分の番になってから踏み上げていってどうしても垂らしてしまったので、そこを垂らさないようにしていきたいです。あとは体調管理をやっていけばもっとタイムは伸びると思うので合宿で仕上げたいです。(調子は)よかったです。今日は六大学で、全日本クラスではないので逆にリラックスして臨めたので、自分の今の力を確かめるという意味で全力を出して行こうと思いました。(インカレでは)タンデムと1kmともしかしたらチームスプリントも出ると思うので全部優勝できるように、チームスプリントは相当上のレベルを狙えると思っているので、1kmは8位以内で入賞、タンデムも入賞、チームスプリントは上位に入れるようにしていきたいなと思います」


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