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全日本女子出場を決めた近藤・石川友組

ヨット部  4年生の意地 スナイプ級女子全日本へ/関東学生選手権女子レース

◆8・20〜8・21 第83回関東学生ヨット選手権大会女子レース(葉山港)
▼スナイプ級
 近藤・石川友組――7位
 冨岡・石川知組――22位
 全日本学生女子選手権への出場を決めた。今季で引退を迎える近藤かんな(商4=登別明日中等教育学校)・石川友理(農4=九段中等教育学校)組はペアでの練習時間が十分に確保できていないながらも、息の合った動きで常に上位で帰還。目標の入賞には惜しくも届かなかったが、4年生の貫禄を感じさせた。

 安定した走りを見せた。4年生コンビの近藤・石川友組は、1日目の第1レースは「微風の練習がペアであまりできていなかった」(近藤)と序盤から弱めの北風に苦戦。2レース終了時で7位と目標の6位入賞を射程圏内に入れつつも、タックのタイミングやマーク回航などの細かいミスが目立った。迎えた2日目、前日のミスを修正点として意識しレースに臨む。風の強弱が大きい1日となったが、レース前に船の速さを風に合わせ、チェックすることで上手く適応。スキッパーの近藤が積極的に声を掛け、コミュニケーション不足を改善した。最終結果は前日に引き続き7位。「今の順位のままでは厳しい」(近藤)と決して満足いくものではないが、5レース全てがシングルでの帰還と、全日本女子出場へ危なげないレース展開だった。ペアを結成したのは今年の春。今大会前の練習では経験豊富なクルーと組み、自分のことに集中できる環境でスキルを磨いてきた近藤と、対して推薦入部の1年生と組むことで周りを見たり、下級生の劣った部分を補えるよう総合的な力をつけたりしてきた石川友。この個々でのレベルアップが上手くかみ合ったことで、ペアとして着実に力をつけている。

 「目標は入賞」(石川友)とすでに気持ちは全日本女子に向かっている。今大会を通して課題となった、スタート失敗時のリカバリーやマークが混戦している場面での抜け出しをいかにチャンスにできるかが勝利へのカギとなる。そして、今回全日本女子を逃した後輩の冨岡美佐子(農3=鴎友学園女子)・石川知佳(文2=東京女学館)に、技術面・精神面ともに最高学年としての見本を背中で示していく。

[横手ゆめ]

試合後のコメント
近藤

「昨日は微風の練習がペアであまりできていなかったので、最初は苦戦したが何とか乗り切れたかなと。(1日目が終わって)ペアで練習する時間が短かったので、コミュニケーションをたくさんとることをもっと意識しようと話した。またお互い細かいミスが気になっていて、それは上に行けば行くほど響いてくるものだからしっかり修正していこうと。(2日目は)風が強くなってすぐ落ちたりしてもいつもはすぐに気付けないことが多いので、そこはスキッパーの自分が伝えて風に合った速さで走れるように注意した。基本的に集中するとお互い考え込んでしまうタイプなので、自分から声をかけて視野を広げていけるように意識した。(結果については)今年は4年生で最後だったので、賞状を貰いたいというのがまずあった。今の順位では正直厳しいかなと思う。4年生として、本当に最後なので悔いの残らないようにすることと、4年間やってきたことが一つ一つの大会で結果になれば良い終わり方ができると思うので、勝負にはこだわっている。全日本女子に出るのは3回目で、スナイプでは2回目。ペアの石川友も4年なので、2人で最大限の力を発揮できるように練習していく。あとはとにかく楽しんでレースをしたい」

石川友
「(目標は)6位までが入賞なので、入賞したいと思っていた。さらに上位は男子も出るインカレでも前を走る人たちなので、そういう人たちとも戦えるレベルにもっていきたかった。シングルを取らないと入賞はできないと思っていたので最低限のことはできたかなと思う。(近藤とのペアに関して)春で組んだが、個々でレベルアップするためにペアを外していた。連携が取りにくいことがないようにし、相乗効果を生み出したかった。2人120%の力を出し上位を狙いたかった。(全日本女子に向けて)上位の人たちに勝つためには、スキッパーの人に滑りだけに集中させられるように、クルーとしての技巧をもう少し精巧なものにしたい。全日本インカレにも出る人たちもいて全日本の前の大会になるので良い成績で盛り上げられたらいいなと思う。目標は入賞ができたらいいなと思う。まだ1カ月ぐらい時間があるので2人で直前は反復練習して、技術だけではなく気持ちの面でもう少し一心同体のように、気持ちを合わせてできたら良い」

冨岡
「昨年行けなかった全日本を目標にしていたが、クルーとのコミュニケーションが合わせきれていなかった部分が1日目に出てしまった。2日目に行われた第3レースは良かったが、やはり合わせきれなかったのは自分の力不足。スタートで少し出遅れてしまったので、そこはきちんと合わせていく必要がある。全体的な結果としてはあまり良くなかったが、来年に向けては課題も見えてきたので頑張っていきたい。自分自身の走りを確実なものにしていくことが今後の目標。(ペアとは)女子レースは権利の主張をしていくことが大切なので、それぞれの担当の仕事をちゃんとこなして、意思疎通をしっかりとることでバラバラの動きをしないように意識してきた。(4年生には)すごいお世話になっているしこれまで引っ張ってきてもらったので、その姿をしっかりと見て、来年は自分が引っ張っていける存在になりたい」

石川知
「冨岡さんの滑りに集中してもらいたかったので、自分はクルーとして風とか潮とか周りの大学の艇を確実に伝えられるように努力した。(目標は)14位までが全日本だったので、14位までには入りたかった。調子が良ければシングルまでとりたかった。(ペアとは)普段からお世話になっているので、一緒に乗っててコミュニケーションの疎通が他の先輩方よりもすごく取れると思う。(女子は今後)2人だけになるので、1年生がもし入ってくるのであれば、私たちがトップになるのでしっかり引っ張っていきたい。今年度中には立派なプレイヤーとして見本となれるように頑張っていきたいと思う。(今回は)突然だったこともあるが、前準備が足りなかったところがある。メンテナンスの面だったりは出廷前には本当にミスのないようにしていきたい。プレー以前の問題だから日々やっていきたい。クルーとして、1年生も頑張っているのでその見本になっていきたい」


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