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試合終了間際にトライを決めた三股

ラグビー部  夏合宿最終戦 東海大相手にBチームは勝利するもCチームは惜敗/練習試合

◆8・27 練習試合(菅平東海大グラウンド)
▼Bチーム
 ○明治B45{5−7、40−0}7東海大B
▼Cチーム
明治C31{7−24、24−14}38東海大C○
 夏合宿の練習の成果を発揮した。Bチームは、前半は相手の勢いに飲まれるも、後半にFW陣がたて直し45―7で見事勝利をつかみ取った。Cチームは、フィジカル面で相手に圧倒されて31―38で敗戦。菅平での最終戦で、それぞれの課題を見つけることができた。

明治大学B対東海大学B
 東海大の勢いに対して、常に受け身に回ってしまった。試合開始からノックオンやパスミスなど些細なミスを連発し、我慢を強いられる時間が続いた。前半26分、敵陣22メートルラインで組まれたモールをFW陣が一気に押して、最後はナンバーエイト坂和樹(政経1=明大中野八王子)がグラウンディング。ようやく流れに乗るかと思われたが「相手のペースに乗せられて、あまりいいプレーができなかった」(左センター森田澄・政経4=天理)と、東海大の強靭(きょうじん)なディフェンスに苦しめられ自陣でのプレーが続く。「とにかく受けに回っていた」(左プロップ新妻汰一・政経1=佐野日大)。前半29分には、コミュニケーション不足が影響し、ディフェンスを交わされトライを献上。終始敵陣に侵入できないまま5―7で前半を折り返した。
 後半はFWがフィジカルの強さを見せつけた。後半8分、マイボールラインアウトからモールを形成してゴールへ押し込むと大塚健太郎(商2=佐賀工)がモールトライを挙げる。これを契機にFWが「前へ」出てモールでゲインを切るという流れが型にはまった。「自分たちのほうがコンタクトが強いという確証があった」(右ロック近藤雅喜・商4=東海大仰星)。後半38分には、相手のペナルティからマイボールスクラムを選択。スクラムで圧倒すると、フェーズを重ねて最後は近藤がトライ。試合終了間際には、スクラムハーフ三股久典(政経3=佐賀工)がダメ押しのトライを決め、45―7でノーサイドとなった。

明治大学C対東海大学C
 序盤から大苦戦を強いられた。前半7分、自陣ゴール前でのラインアウトモールを押し込まれ、そのまま先制トライを許す。その後も、東海大の強靭(きょうじん)なフィジカルに圧倒され、自陣でのプレーが続いた。「ディフェンスの時間が多かったので受けに回ってしまった」(右フランカー廣井雅宇・法3=明大中野)とFWで攻め入ることができないまま3トライを献上。前半終了間際に、敵陣ゴール前でのマイボールスクラムから抜け出した右ロック小宮カズミ(文2=目黒学園)がインゴールに手を伸ばしポスト左に初トライを決めるも7−24と大きく点差をつけられて前半を折り返した。
 流れをものにした。立ち上がりこそなかなか点に結びつかない時間が続いたが、後半15分、マイボールスクラムからFW陣がフェーズを重ね、高橋聡太郎(文4=釜石)がトライを奪取。続く後半23分、今度はBK陣が10mラインから細かくパスでゴール前までつなぎ、最後は小椋統平(文1=京都成章)がゴール中央にグラウンディング。「後半は雰囲気を変えたいと思って入った」(小椋)と好転を図った。さらに後半29分、22mライン付近のマイボールラインアウトから左に展開し、右ウイング竹田直輝(情コミ3=明大中野八王子)がインゴール中央に飛び込んだ。完全に主導権を握った明治だったが、反撃も及ばず試合は31−38でノーサイド。「最初に取られすぎてしまったので点差が埋まらずに、逆転しそうなまま終わってしまった」(ゲームキャプテン・右センター末廣将成・商4=京都成章)と春から課題にしてきた前半の入りの遅さが試合のスコアに直結した。

 立ち上がりをどう戦うかが、今後の勝敗を分ける。夏合宿が終わり、いよいよ秋シーズンが開幕する。ジュニア選手権では3年連続で準優勝と、今年こそ優勝したい明治だが王者・帝京大の壁は厚い。「下のチームから一戦一戦勝って明治を勢いづけたい」(竹田)と一体になって戦い抜く。開幕まで2週間、夏合宿で見つけた課題を修正し万全の準備をして臨みたい。


[木村優美・横手ゆめ]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左センター森田澄(政経4=天理)

「菅平の最終戦ということで、BKがフォーカスしてきたディフェンスを特にこだわってやろうという思いでこの試合に臨んだ。でも前半のところで、コネクションやラインディフェンスの部分でミスがあって、簡単にビッグゲインされるところがあった。そこは秋に向けてしっかり修正していかなければいけない。(相手の東海大は)選手権も春リーグも負けている相手なので、今日は絶対に負けられないという気持ちでプライドを持ってやっていこうと昨日のミーティングから言っていた。前半は相手のペースに乗せられてしまって、あまり自分たちのプレーをすることができなかったが、後半は上手く修正できて雰囲気の部分も上げていけたので今後はそれを前半から出していけるようにやっていきたい。自分は3試合ともBチームでチームリーダーを任されたが、Bチームには4年生が少なくて一人一人が引っ張っていかなければいけなかった。リーダーとして誰よりも声を出してなるべく雰囲気を上げていくことを努力して、結果Bチームは3試合とも勝つことができたし良かった。その反面、反省することも多かったのでシーズンまでにまた調整していきたい。チームとして春に出た反省を修正して、秋シーズンの一発目からいい流れで入っていけるようにしたい。個人としては、Aチームで出場することを目標に、チーム内でしっかり切磋琢磨してなるべく上でゲームできるようにしたい」

左プロップ新妻汰一(政経1=佐野日大)
「FWはフィジカルドミネートというふうに、全部共通のことを決めて、とにかく体を張って前に出ることが目標だった。80分間全て同じようにやり通せば、前半も苦戦せずにいけたと思う。前半はとにかく受けに回っていたことがあったので、後半はそれをなくしてきちんと前へ出てしっかりコミュニケーションを取った。ディフェンスが良くなって、そこからアタックの切り替えですごいトライが取れていたのでそこは良かった。Aチームも後半の入り方からしてそんなに良いものではなかった。でもAチームが最初から体を当てて前に出てくれていたから、それがBチームに良い影響を与えたのだと思う。毎日ラグビー漬けで大変だったが、得るものもたくさんあったので、それを無駄にせずに自分の力に変えてシーズンで発揮したい。まだスクラムが甘いところがあるので、そこを秋までに修正して頑張りたい」

右ロック近藤雅喜(商4=東海大仰星)
「最終日だったので、Bチームにかかわらず全体としてフィジカルで当てようということだった。東海大は合宿負けなしなので、勝利にこだわった。前半は最初受け身になってしまい、東海大ペースだった。それでも自分たちのほうがコンタクトが強いという確証があったので、とりあえずFWは前へ前へ出た。後半はモールも押せたから良かったと思う。AチームとCチームでは、負けをどう次に生かせるのかが問題。秋シーズンまでに基本のキャッチ、パス、キック、ラインアウトなど色々なプレーひとつひとつの精度を上げていきたい。夏合宿では全体的に個人個人が成長できたと思うし、個人的には最後の合宿だったのとBチームに落ちてしまったので頑張っていきたい。ここからが本番。負けたら終わりなので、勝ちにこだわってやっていきたい」

左ロック石井洋介(情コミ1=桐蔭学園)
「合宿最終戦でみんな気合が入っていて、FWはフォーカスポイントであったフィジカルドミネートができたので勝てたと思う。(ノックオン)もう少し周りを見てプレーしていればトライにつながったと思う。その後スクラムからトライで来たのでよかった。明治の方がスクラムは上。ここという時に全員が集中してみんなの力が一つになったものだと思う。この合宿3週間で新しいスクラムを取り入れて強みになってきていると思う。コミュニケーションと積極性はもっと必要だと感じた。ラインアウトとは雨の中自分たちのボールをキープできたし、相手のボールはコミュニケーション不足で支配できなかったけどよかったと思う。(後半の得点増加)全員で前に出て敵陣でプレーできたこと。相手のミスでそのままトライにつながったりした。セットプレーも安定していたし、BKがキックで敵陣に運んでFWがプレッシャーをかけてミスを誘ったり。3主観という高校生の時は案が得られない機関の合宿だったけど、その中でセルフケアなどを自分でやらなければいけなくなって、大学生にしっかり近づけたかなと。初の合宿だったのでいい経験もできたので、この経験を生かして秋と来年の春につなげていきたい。秋の目標は紫紺をきること」

フルバック山崎洋之(法1=筑紫)
「今日のチームのフォーカスポイントは、テリトリーを取って敵陣で勝負しようということだった。前半は相手の勢いに飲まれて良いプレーをさせてしまった。後半はFWがすごく盛り上げてくれて、プレーでチームを鼓舞してくれたのでBKもそれに乗れた。あとはコミュニケーションを取ろうとハーフタイムのときに言っていたので、それが後半でできて良かった。Bチームは合宿を通して負けなしできていたので、それは強みだと思う。自分たちはBチームとして試合に出ていたがやはりAチームで試合に出たいので、ここでは満足できないし、ミスも多くて今日は悔しい試合になったので、もっと練習を積んでいきたい。高校の頃の合宿は毎日試合で毎日あってハードだが、大学の合宿はすごくラグビーに集中できて充実していた。各地方からすごい人たちが集まってくるので、充実度はとても高かった。自分は今Bチームに落ちていて、またパスひとつであり、キック、タックル、状況判断など基本的なスキルがまだ身についていないので、ビデオなどを見て勉強し直していきたい」

三股久典(政経3=佐賀工)
「最終戦なのでとにかく勝ちにこだわった。更にこの合宿でやってきたことをしっかり出しきりたいと思って挑んだ。Bチームは練習からあまり雰囲気が良くなくて、自分も後半に入ってパスミスをしてしまって流れを悪くしてしまった。勝ったことは嬉しいが、内容をしっかりとしたい。課題点は、パスミスとFWとBKに声をかけながら試合のオーガナイズをしていくことをもっと意識して声を出していきたい。課題を修正して精度を高くしていきたい。前半はあまりコミュニケーションが取れていなかったが、後半はひとりひとりが声を出してコミュニケーションを取れるようになった。3週間、ラグビーに集中することができた。1つ1つ積み重ねて春より良くなったと思う。秋に向けて全チームがまとまってワンチームになっていきたい。今年こそは日本一になりたい。全チームが明治のやりたいことをできるようにして、下のチームから盛り上げていきたい」

ゲームキャプテン・右センター末廣将成(商4=京都成章)
「雰囲気も良く、ずっとやってきたディフェンスからというフォーカスも分かっていたが、最初勢いだけでいってしまい頭を使ったらラグビーができていなかった。そのせいで自分たちのミスから点を取られてしまった。後半少しずつ修正して、ちょっとは良くなったが最初に取られすぎてしまったので点差が埋まらずに、逆転しそうなまま終わってしまった。(相手の東海大は)前回の大学選手権も春リーグも負けている相手だったので、3回目はないという気持ちで臨んだがこの結果になってしまって残念。自分自身タックルを売りにしているので、外さないというのがこの合宿の課題だったが、今日の試合は前半特に全部飛び込んでしまっていた。ここまでいい感じに来ていただけに、最後の試合でしっかりできなかったのはまだまだ課題が克服できていないということなんだなと痛感した。昨年の夏合宿はケガしていたので、今年は最後までやり切るというのがとりあえずの目標だった。その部分ではケガせず負われて良かったと思う。(秋に向けて)課題にされているディフェンスはもちろんだが、アタックに関してもゲインラインを突破できるように、相手のディフェンスを見て判断できるように指示を出して、自分がチームを一つずつ上げていきたい」

左フランカー佐藤諒(政経1=国学院久我山)
「ここまで1週間ディフェンスをフォーカスしてやってきたので、しっかりと体を当てることを意識した。一対一の勝負のところで勝たなきゃいけないなとは分かっていたが、どうしてもそこでゴール前などのチャンスとかピンチのある場所で完全に勝ちきれなかった部分がFW負けした原因かなと思う。1年目で新しいこととか初めてのことが多かったが、明治の上級生の先輩方が優しく接してくれたり練習を盛り上げてくれたりして、やりやすかったし自分の成長に繋げられるような合宿にできた。(個人的な課題は)体がそんなに大きくないのでコンタクトプレーで通用するようになっていかなくてはいけないなと思って臨んだ合宿だったが、食事量やコンタクトの練習が増えて合宿前よりはレベルアップできたと思う。タックルでのディフェンスが自分の強みなので、もっと数入ってチームの力になれるようなプレーヤーになりたい。秋はAチームで出場での出場が目標」

右フランカー廣井雅宇(法3=明大中野)
「アタックで自分たちのやりたいことを体を張ってできていなくて、ディフェンスの時間が多かったので受けに回ってしまった部分があった。ディフェンスの部分でも自分たちで体を当ててリズムを作れれば、あんな風なゲームにはならなかった。前半の失点の多さ、モールのディフェンスとかも修正できなかった。合宿通じてラインアウトモールをやってきたので、自信になってくる時期だと思っていたが相手の十八番でやりたいようにやられて自分たちがしっかりできなかった。(時間を追うごとにスクラムの調子も上がったが)メンバーが変わっても8人で押す意識を持っていた。(合宿の最終戦で黒星)課題は見つかったし、自分たちで修正する。Cチームでやっている間はまだまだなので、まずはジュニアに出れるように。Aチームでやっていることを他のチームでもやっていかないと、チームとしての一体感もないし自分個人としての評価も上がってこない。秋に向けて上級生の自覚を持ってやっていきたい」

右ウイング竹田直輝(情コミ3=明大中野八王子)
「ペナルティが多くなってしまって、モールで押し込む相手のトライパターンでやられた。チーム全体の士気が下がってしまって、気持ちが入らなかった。気持ち負けていた。後半はFW全体が上手くまとまった。東海大はFWが強くて、周りがよく動けているしディフェンスしづらかった。いいエリア取りもされてしまったので、そこを秋シーズンまでに修正したい。FWのモールが押し込まれてしまったのでそこを修正したいし、BKはディフェンスにおいてのFWとのコミュニケーションやバックスリーのキックの精度を上げていきたい。大学日本一へ向けて、下のチームから一戦一戦勝って明治を勢いづけたい」

高橋聡太郎(文4=釜石)
「前半は意図していたディフェンスとかアタックがつながっていなかった。入りの部分は前から課題になっていたので、できればもっといいゲーム運びになっていた。前半で良いセットアップができていなかったが、後半のメンバーは8人全員でというのができていたと思う。夏合宿中もラインアウトモールやモールのディフェンスをフォーカスしてやっていて、自分たちとしてはやることも明確なってできると思っていた。個人個人で体を張りきれていないところがあって、相手のフィジカルで気持ち良くとらせてしまった。やり方の部分の落とし込みはできているので、あとは気持ちの部分、体を張ろうという意識があれば東海大の良いモールも止められたと思う。勝って終われれば一番良かったが、負けたということも自分たちでしっかり反省して改善点を全部直していけばプラスになる。下からチームの勝ちに貢献できるように、ワンチームでやっていきたい」

小椋統平(文1=京都成章)
「菅平での最後の試合だったので、全員で勝って帰りたいと思っていた。前半は結構相手のペースに持ち込まれていたので、後半は雰囲気を変えたいと思って入った。後半は相手の攻め方やディフェンスの仕方に対応できた。後半に修正できた分、前半からもっとやっておけば良かったと思う。試合の入りから意識できるようにしたい。ディフェンスが特によくできた。夏合宿は3週間もあって長かった。充実していたので、秋シーズンに向けて頑張っていきたい」


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