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高い出塁率でチャンスメークに徹する


東京六大学野球 2016〜秋〜  (4)開幕前インタビュー 逢澤崚介、渡辺佳明   

 
 目指すは日本一だ。昨季は史上最多タイの16試合を戦い抜き3季ぶりリーグ制覇を果たしたものの、全日本大学選手権でまさかの初戦負け。課題の得点力不足を解消するため、この夏は例年以上にバットを振り込んだ。まずは6季ぶりの春秋連覇へ。そして、5年ぶりの明治神宮大会制覇まで一気に突き進む。

 今やチームの中心的存在だ。昨季は毎試合のようにメンバーが入れ替わるなど、激戦となった外野のレギュラー争い。そんな中、逢澤崚介外野手(文2=関西)は外野手としてチーム最多の15試合に出場。打率は3割を超え、ベストナインも獲得するなど充実のシーズンとなった。さらなる飛躍を目指し、韋駄天男は今季も神宮を駆け抜ける。(この取材は9月4日に行われたものです。

――今のチームの雰囲気はどうですか
ここ3試合社会人相手に負けてるんですけど、リーグ戦に向けて4年生中心にいい雰囲気できているかなと思います。

――今の調子はどうですか
毎試合ヒットが出ていて、自分のいい形で触れてると思うので打撃の調子は秋に向けていい状態に持っていけているかなと思います。

――この夏最も印象に残ったことは
キャンプ2日目の夜に広澤さん(克美氏・昭60文卒)に夜来ていただいてバッティング指導をしていただいたことです。下半身の使い方などを指導していただいて打球の飛距離が変わったと思います。

――日本代表に明大から3人が選ばれましたが
もちろん自分はジャパン目指してやっているのでやることがチームにとってプラスにもなると思うので、来年は自分もあのユニホームを着たいという気持ちはあります。

――六大学オールスターにも出られましたが、他の選手とのエピソードはありますか
早稲田の吉見さんと同室だったので話す機会があったんですけど、自分がバッターの時にどういう配球をするかなど、自分の苦手なところとかも教えてもらったのでいい経験になりました。

――同じポジションの選手で刺激を受けている選手はいますか
同級生で外野手の越智(達矢外野手・営2=丹原)に刺激をもらいながら試合に取り組めているかなと思います。

――春は激戦を勝ち抜き試合に出られましたが、他の外野手はどのような存在ですか
他の選手がいることで自分にとっての危機感があり、今は外野のレギュラー定着というわけではないと思うので他の選手の存在は常に感じますし、自分もうかうかしていられないなという感じでやっています。

――昨季はベストナインにも選ばれましたが自信につながっていますか
六大学の中で9人の選手に選ばれたので自信になりました。

――課題として挙げていた右方向への打撃は克服できましたか
インコースの捌きというのをこのオープン戦ではいい感じにできてライトへの長打とかも出ているので、いい形になってきていると思います。

――その他この夏で成長した部分はありますか
走塁面での意識は高く持って、それでチームの得点が増えればと思ってやっているので、走塁は成長したかなと思います。

――秋の目標を教えてください
春はベストナインをとったので、この秋は1番を打つことが増えると思うんですけど、自分が出塁することがチームの得点、勝利につながると思うのでこの秋は首位打者を目標にして頑張りたいと思います。

――チームとしてはどのように勝ちたいと思っていますか
粘りの野球はもちろんなんですけど圧倒的な力というか2勝0敗の勝ち点が理想だと思うので、10勝0敗の完全優勝をしたいです。

秋に向けて一言お願いします
打倒明治でくる大学があると思いますけどその5大学を圧倒して春秋連覇目指して頑張ります。

――ありがとうございました


◆逢澤 崚介 あいざわりょうすけ 文2 関西高出 175p・77s 外野手 左投左打

逢澤 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
15
56
18
.321
通算
20
61
20
.328





打率3割へ惜しみない努力を続ける
打率3割へ惜しみない努力を続ける

 さらなる成長曲線を描く。昨季はサードとしてほぼ全試合でスタメン出場を果たした渡辺佳明内野手(政経2=横浜)。調子の波を無くすために取り組んできたこの夏、バッティングでは確かな手応えをつかんできた。今季のテーマは「打率3割とベストナイン」。率を残せる選手へ、まだまだ歩みを止めない。(この取材は9月4日に行われたものです)

――現在の調子はいかがですか
あんまり調子は良くなかったんですけど、昨日の試合の時にちょっといいかなというものがあったので、明日からまた状態を上げられればなという感じです。(チーム全体としてオープン戦は)ピッチャー陣は本当に良くて、やっぱりバッターが打たないとなという状態なので、バッターが打って勝つというのをしっかりやっていきたいと思います。

――春が終わってから出た課題の克服はどうでしたか
春のリーグ戦では調子の波が激しかったので、その波をなるべく小さくするようにというのと、大学入ってからずっと課題だった「引っ張る」ということが最近本当に良くなってきていて、今引っ張れるという状況にあるので課題の克服はできてきたかなと思います。

――夏、重点的に取り組んできたことは
春から夏にはバッティングよりかは守備をやって、打てなくても守れればチームに貢献できるので、そこをずっとやってきました。それで夏からはバッティングに切り替えて、で今状態が良くなってるかなと思います。前までは引っ張る引っ張るだったんですけど、今はインコースを引っ張ってそれ以外はセンターに返すことを意識しています。春は詰まってたので「前で捉える」という練習を今やっていて、それがリーグ戦でできればいいかなという感じです。(練習方法は)バッティング練習でいつもより近い距離で投げてもらって、球もちょっと早くしてもらって、それで前で捉えるということをやってきました。

――バッティングで何か変えてきたことはありましたか
フォームとかはあんまり変えてないんですけど、前で捉えるのと、レフトにフライが多かったので転がすイメージというかライナーで打つというイメージをしてやっているという感じですね。(春のリーグ戦にあと5本は打てるとおっしゃっていたが)自分の中で引っ張って抜ける打球があと5本ぐらいあったなというのと、レフトにもったいないフライを打ってしまっていたので、5、6本打てたというのはありました。(監督、コーチからのアドバイスは)ずっと引っ張れというのはあったんですけど、最近はレフトにライナーを打てというのを言われてきていますね。

――考えるバッティングも必要とされてきます
打順がだいぶ固定されて9番とかになってきていて、やっぱり1番の逢澤とかが打つと思うんで、そこにつなぐためには自分は初球の真っ直ぐを打ったりだとか、それが打てなかったら粘って球数を投げさせて、上位でどれだけ楽に打てるかというのは課題においていますね。

――今、守備で追求していることは
サードでずっと出さしてもらってて、やっぱりエラーはしちゃいけないので、春は送球のミスが多かったのでそれを少なくするのと、捕るのはだいぶ春より上がっているので送球ミスは無くすようにしています。(日頃からの練習では)キャッチボールをしっかりやって、あと内野ノックの時に捕ってからすぐ握り変える練習をして、握り変えることができれば送球は自信があるので、握り変えの練習と送球のキャッチボールですかね。(グローブを変えた)ほんの少しなんですけど前よりちょっと大きくして。サードって強い打球が来るのでどれだけ止められるのかというのと、横の範囲を広げるために、バッターと距離が近くて、何歩かの差なのでほんのちょっと大きくしたほうがいいのかなと思って。前より1.5センチくらい大きくしましたね。バットは軽くして振れるようにはしています。

――チームとして走塁面も重点的にやってきた
春の全日本の時に走塁とかで負けたり、リーグ戦でも走塁ミスが多かったので、今回は結構やってきてオープン戦ではいい走塁が結構出てきていると思います。

――体づくりでの夏の取り組みはどうでしたか
ウエイトで体をでかくして、増えすぎても動けなくなると思うので、体幹をしっかりやってきたというのはあります。(手応えは)バッティングの面で軸がぶれていないのかなというのと、強い打球が出てきていると思います。

――あらためて、今シーズンのテーマをお聞かせください
個人的に言ったら春は打撃が後半に落ちて3割切ってしまったので、やっぱり3割というのとベストナインは取りたいなと思います。(チームの中で負けたくないものは)やっぱり逢澤には負けたくないので、打率では逢澤を超えられるようにと。あと、エラー数が多かったのでそれをゼロにするというのが目標ですかね。

――他大学で攻略したい投手は
オールスターとかで見てて、やっぱり田村さん(立大)とか加藤さん(慶大)とかを見ていて、その2人をずっと打ちたいと言っていたんですけど、打ててない澤田さん(立大)とか大竹さん(早大)とかその2人は重点的に打ちたいなと思います。

――4年生の姿を見て何か感じることはございますか
柳さん(裕也主将・政経4=横浜)とか吉田大成さん(内野手・国際4=佼成学園)とかを見ていて、ラストになると春よりもしっかりしているというかそういう安心感というのは出てきていますね。練習とかも一緒にやらしてもらっていますけど、春と全然雰囲気が違うなというのがあるので、少しでも長く一緒にやりたいなというのはあります。(裏方の存在も大きい)入れない4年生がバッティングピッチャーだったりとかアシストをしっかりやってくれていて、自分たちが気楽に打てている部分があるので、しっかりと感謝をしてやっていきたいです。

――得点力が課題となってきますが、ご自身の役割は
上位にいいバッターが揃っているので、しっかり上位にいい形で回せるように自分はやっていきたいです。バッターは3番とかに入るのか逢澤とか佐野恵太さん(内野手・商4=広陵)だと思うので、下位打線がつくったチャンスをその人たちが返してくれれば点が入ると思うので(隣に座る逢澤選手を見て)しっかり、活躍して、ほしいなと思います。

――他大学からは「明治を倒したい」との声が上がっています
優勝したからとかじゃなくて、自分たちも一戦一戦チャレンジャーの気持ちでやっていきたいなと思います。

――応援してくださるファンの皆さんにメッセージをお願いします
16試合を春やって長かったと思うので10試合で短く優勝を決めたいです。また応援よろしくお願いしますと言いたいです。

――最後に今シーズンの意気込みをお願いします
春は16試合全試合には出れなかったんですけど、今回は全試合に出てピッチャー陣をしっかり助けて、なおかつ自分では打率では3割超えて、逢澤には負けたくないのでしっかり勝っていきたいなと思います。

――ありがとうございました

◆渡辺佳明 わたなべよしあき 政経2 横浜高出 179cm・70kg 内野手 右投左打

渡辺 昨季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
昨季
15
45
13
.289
通算
32
90
21
.233





[曽布川昌也・土屋あいり]



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