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妻沼の空へ初めて飛びだった佐藤亮

航空部  次へとつなげる団体6位/東京六大学対抗グライダー競技会

◆9・3〜9・10 第19回東京六大学対抗グライダー競技会(妻沼滑空場)
▼明大──6位  1339点
▼個人
 池谷──19位 1224点
 佐藤亮──23位 115点
 今季初の大会となる六大学対抗グライダー競技会が埼玉県妻沼滑空場で行われた。明大からは佐藤亮太(理工3=攻玉社)と池谷敬(営3=千葉)の2名が初出場を果たした。大会2日目と6日目は天候不順により中止となったが、大会最終日は天候にも恵まれ池谷が今季チーム初の周回を達成。6位と順位は振るわなかったが、共に自身初となる妻沼の地での経験を積み、幕を下ろした。

 大会に出場するには国家資格の免許を習得し、実技試験に合格しなければならない。航空部の使うグライダーは動力を用いていないため、ウィンチと呼ばれるグライダーを引っ張る機械で上空へ飛び立つ。飛行後はウィンチを外し、上昇気流に乗って着地点を含む計4カ所を回ることでポイントを競う。上昇気流が発生しづらいポイントを通過するだけでなく、ゴールは300m、他の3カ所は600m以上の高度もなければならない。技術はもちろん、上空でルートを考えながら進む頭脳派競技だ。

 ラストチャンスをものにした。今大会は天候不順で中止となった日もあったが、その他の日は天候にも恵まれ他大はいくつもの周回を決めていた。一人も周回をできずに迎えた大会最終日。1番手の佐藤亮は途中で沈下し周回できず。しかし佐藤亮のアドバイスを聞いた2番手池谷が今大会ラストフライトで高度を確実に取ると周回に成功した。しかし団体6位に終わり「散々悔しい思いをした」(池谷)と反省点は山積み。1カ月後の関東大会を見据えて、貪欲に飛んで経験を重ねていく。

 必死に食らい付いた。明大は六大学では異例の、宝珠花滑空場という自前の練習場を持っている。時間制限がなく練習量が多くできるなどメリットも大きいが、普段から妻沼滑走路を使用している他大は地の利を生かして点を重ねていく。技術だけでなく経験の差も他大に遅れを取る要因の一つとなった。そこで、何度も飛んだことで得た知識や、他大の選手から得た情報をもとに戦略を一から立て直してこぎ着けた最後の周回。「学びが大きく影響した」(池谷)と7日間を通じて成長を遂げることができた。

 大空への旅は今始まった。佐藤亮は5月に、池谷は8月にライセンスを取得したばかり。周囲との経験値の差は言うまでもなかった。「まだまだ自分は下手くそなんだ」(池谷)と力不足を痛感。だが込み上げてくる悔しさは他大選手の存在だけではない。「同期なので負けられない」と第一ポイント千代田での旋回のみに留まった佐藤亮も闘志を燃やす。高性能だが操縦が難しいD1という機体で挑む次戦。今回の反省材料を価値のあるものにし、負けん気が強い2人でチームをけん引していく。

[浜崎結衣]


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