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第472号 箱根駅伝2017特集号

  柔道部  憧れの海老沼に続け 橋口 グランドスラム東京 銀

  グランドスラム東京で66`級の橋口祐葵主将(政経4=延岡学園)が初出場ながら準優勝に輝いた。大会にはリオデジャネイロ(リオ)五輪のメダリストをはじめ、各国の代表選手が参加。初戦から厳しい戦いを制すると、準々決勝でリオ五輪銀メダリストのアン・バウル(韓国)を下した。決勝では11月の講道館杯で一本勝ちした阿部(日体大)に敗れるも、世界にその名を轟(とどろ)かせた。

大車輪の活躍

 番狂わせの銀メダルだ。「1回戦が一番緊張していた」と初戦から2014年世界選手権の銅メダリストと対戦。試合前は緊張した面持ちを見せていたが、畳に上がると橋口らしい冷静な柔道を貫いた。得意の袖釣込腰で技ありを奪い勝ち切った。その後、準々決勝では世界ランク1 位のアンと対決。ジュニア時代からアンの柔道を知る橋口は、脇固めの反則を誘い勝利した。まさに獅子奮迅の勝ち上がりだった。
 決勝で阿部に敗れたが、初のグランドスラムで表彰台に上がった。2年ぶりの世界大会は「とても緊張したけど楽しかった」。胸に輝く銀メダルに満足はしていない。それでも世界選手権へ向け一歩前進した。

先輩からげき
 海老沼匡選手(平24商卒・現パーク24)から大会前、メッセージが届いた。「世界選手権代表を本気で狙え。代表になると信じろ」。尊敬する先輩からの言葉は橋口を奮い立たせた。海老沼が欠場した今回のグランドスラム66`級。大先輩の思いを胸に銀メダルを勝ち取った。
リオ五輪銅メダリストでもある海老沼との出会いは、中学1年次。将来有望な中高生を育成し、多くのメダリストを輩出した柔道私塾、講道学舎に入門した時だ。その塾で当時高校3年生だった海老沼の豪快な柔道とストイックな性格にほれ込み、その背中を追うようになった。「明大を選んだ理由には海老沼選手の存在もある。明大に入ればまた強くなれると」。柔道スタイルも海老沼によく似た素早く大胆な技掛けに。「すごく技に切れがある選手。豪快に相手を投げる」と海老沼本人からも称賛されるほど成長した。
 今大会後、阿部と共に来年2月のグランドスラムパリの代表に選出された。来年の世界選手権の代表選考にはグランドスラムパリと全日本選抜体重別選手権での優勝が求められる。「頂点は見えている」。次は黄金のメダルを胸に輝かせてみせる。

【長谷川千華】


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