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第472号 箱根駅伝2017特集号

  ラグビー部  帝京、早稲田、京産と3連敗 屈辱の年内終戦

  早すぎる幕切れだ。大学選手権初戦となった京産大戦で、同校相手で選手権史上初となる敗戦。11月20日の帝京大戦、4日の早稲田戦と3連敗で、桶谷組のシーズンは幕を閉じた。敗因はスクラム。失速明治に逆戻りする結末となった。

重戦車低迷

 強みを崩され、流れに乗ることができなかった。重戦車FWが代名詞の明治。しかし、早稲田戦でスクラム認定トライを奪われてから歯車が狂った。続く京産大戦でも、平均体重が5・5`軽い相手に押し戻された。「焦ってコミュニケーションが取れなくなっていた」(右フランカー桶谷宗汰主将・営4=常翔学園)。FW陣に広がった動揺が、収まることはなかった。
 明早戦での敗戦以降、練習では選手間の息が合わない場面があった。負けを引きずる選手もいたことから、目指す組織ラグビーが遂行できる状態ではなかった。京産大戦前日は「一人一人のミスをチームでカバーしていこう」(スクラムハーフ兵頭水軍・農4=仙台育英)と話したものの、試合では個の力で取ろうとするシーンが目立った。
 失速明治に逆戻りだ。選手権8年連続出場の中で、12月2週目での終戦は史上最速。丹羽政彦監督(平3文卒)は、5年ぶりに年越しを果たした昨季を引き合いに出しながら「良い形で来ていたけれど、また戻ってしまった」と唇をかんだ。積み上げた文化は、結果という目に見える形で崩壊。「一年間を通して、明治の形というのをぼやけたまま進めてしまった」(丹羽監督)。曖昧さが終焉(しゅうえん)を生んだ。

【石塚真維】


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