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第472号 箱根駅伝2017特集号

  競走部  本領見せろ! 4人のキーマン 江頭

 ファン100人殺到
 端正な顔立ちときれいなフォームで華やかな走りを見せる。3度目の箱根を迎える江頭賢太郎(商4=浜松日体)。2年次からエントリー入りを果たし、昨年は4区6位の好成績を残した。その実績に加え、華やかさからファンも多い。ゴール後は、サインと写真撮影を求めるおよそ100人のファンに取り囲まれ「恥ずかしい」とはにかんだ。
 声援が力になる。初めての箱根では応援の多さに驚いた。「声援が自分の力になる感覚」。日常生活では味わえない経験にうれしさを覚えた。「中継で名前を出してもらえるような目立つ走りをして感謝を伝えたい」。最後の箱根路も華の走りで魅了する。

「つなぎ」脱却へ
 「殻を破らなければならない」。秘めたる闘志が、今までになく燃えている。強みは安定感。2年次から駅伝を経験し「つなぎ区間」としては十分なタイムを残してきた。しかし、全日本駅伝では準エース区間2区を任せられるも区間14位。1万b記録挑戦会では29分48秒90と思うように記録が伸びなかった。「つなぎ区間要員の走りが抜けない」。現状に物足りなさを感じていた。
 12月。箱根前最後の合宿で「つなぎの走り」を捨てた。最後のメニューは5`×3セットのペース走。体が悲鳴を上げる「最後の最後の一本」を1位でゴールすることにこだわった。「今までは8割の力で確実にメニューをこなし満足していた。でも、それでは殻を破れない」。限界を超える、主力の自覚だった。
 今までとは立場も、かかる重圧も違う。入学時は「4年間に1度走れればいいかな」と遠いものだと思っていた箱根も今は「走るのは当たり前、結果も伴わなければならないもの」に変わった。高校時代から「終着点」と捉えていた箱根。有終の美を飾るしかない。

【辻成美】


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