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第475号 新入生歓迎号

  ラグビー部  敵陣切り裂く韋駄天 山沢京平

  世代一とも呼び声高いランスキルの持ち主だ。高校日本代表にも選出されたフルバック山沢京平(政経1=深谷)。スピード感あふれるプレーで高校ラグビー界の先頭を走ってきた。新たなトライゲッターとして大学での活躍に期待がかかる。

好変化
 圧巻のトライだった。花園3回戦の相手は東海大仰星高。無得点のまま迎えた後半14分、自陣でボールを受けると、出足の鋭いステップで加速。持ち味のフットワークで立て続けに迫ってくるタックラーに触れさせなかった。約60bのロングラントライで前年覇者に一矢を報いた。「今までで一番のトライ」に自分の成長を感じた。 最高のトライの背景にはラグビーに対する気持ちの変化があった。これまで惰性的にラグビーを続けてきた部分もあったが、最高学年になる前に「このままでいいのか」考えた。そんな時に恩師の横田典之監督からの「周りをもっと見ろ」の一言が契機となった。自力での打開にこだわっていた時には気付かなかった仲間の存在は、自身に余裕を生みチームの得点に連結。自分が成長できることへの期待感も膨らんだ。東海大仰星高戦でのトライは「周りにサポートが付いているのが見えたので思いっ切りプレーできた」。仲間が山沢を強くした。

理想像
 山沢家の天分か。兄の山沢拓也(パナソニック)は日本代表入りする逸材。日々基礎練習から行う努力家の背中は活力となった。憧れの兄を追い高校2年次までは筑波大に進学することを考えていた。しかし兄と相談を重ねた結果、自分を追い込める環境を求め全寮制である明治を選択した。練習試合だろうと緊張するという山沢。「緊張したときこそ初心を忘れずに」。尊敬する兄から学んだ姿勢でグラウンドに立っている。
 「全員が教科書」の紫紺戦士から学ぶことは多い。高校日本代表として認められたランで「どのポジションであろうと勝ち取ってみせる」。層の厚いBK陣に名乗りを上げ、最後方から仲間を支えていく。【鈴木貴裕】


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