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第475号 新入生歓迎号

  競走部  都大路初Vの原動力 前田舜平

  スーパールーキーが苦境の明大を救う。前田舜平(政経1=倉敷)は倉敷高を全国高校駅伝で初優勝に導いた。トラックでも5000b国体3位、タイムも14分01秒30と明大で4番手の即戦力だ。昨季の箱根駅伝で過去最低タイの18位に終わった競走部。前田が低迷するチームを底上げしていく。

栄光への道のり
 倉敷高に初の栄冠をもたらした。高校3年次の全国高校駅伝4区、前田は首位と2秒差の2位で出走。序盤からハイペースで攻めていき、2`付近で首位を捉えた。そして、得意の下りで一気に加速。差をぐんぐん広げ、1分近く突き放して襷をつないだ。「お前が決めろ」と送り出した勝又雅弘監督の期待に応え、区間賞の快走。チームの優勝を決定づけた。
 この栄冠の裏には、1年次の苦い経験がある。ルーキーながら最長区間の1区で全国高校駅伝デビューを飾った前田。しかし、腹痛から思うような走りができず、4`地点で集団から脱落。区間順位は58人中56位に終わった。また、チームも53位と歴代最低順位に低迷。大会後には戒めとして、寮の食堂に当時の記事が掲示された。前田自身も試合前後には必ず整体に行くなど、体調面や調整の方法を再確認。「意識が変わった」。常に挫折と向き合ってきたからこそ、有終の美につながった。
 中学校時代に見た強い明治≠ェ進学の原点だ。明大が箱根で総合3位に入った2012年大会。10区の鎧坂哲哉選手(平24営卒・現旭化成)の力走が明大入りのきっかけとなった。「まずはメンバーに入る」。今年の箱根駅伝で鎧坂選手のようなチームを引っ張るランナーを目指していく。【前田拓磨】


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