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第475号 新入生歓迎号

  卓球部  取り戻した天才の輝き 龍崎東寅

 代屈指の実力を見せつける。龍崎東寅(商1=帝京)は昨年の世界ジュニア選手権ダブルス銀メダリスト。幼少期には各年代で日本一を総なめにしてきた天才だ。既に今年開催のユニバーシアードの出場権を得ており、1年目から国内外で頂点を目指す。

抜群のセンス
強烈なフォアハンドと積極的な前での攻撃。龍崎の卓球とは常に攻めの卓球だ。全日本選手権ではその武器を遺憾なく発揮し、シニアの強豪を次々と撃破。ノーシードからベスト8入りを果たすと、ユニバーシアード予選会も1位通過。大学生を相手にも実力が通用することを早速証明した。卓球場を経営していた父の影響で、5歳から自然とラケットを握ると才能はすぐに開花。全日本選手権の年少部門全てで日本一に輝いた。「同学年には負ける気がしなかった」。敵なしの幼少時代が、龍崎に自信をつけさせた。

挫折と反骨心
試練が訪れたのは主将を任された世界ジュニア選手権の団体戦。金メダルを獲得した韓国戦で龍崎がコートに立つことはなかった。2戦目のルーマニア戦で初起用されるが「何もできずいつの間にか試合が終わっていた」と能力を全く発揮できず敗戦。その後は一度もメンバーに入ることはなかった。立場上、ベンチでは気丈に振る舞ったが、その胸中は複雑だった。「正直、どうでもよかった」。ベンチでただ仲間の快進撃を見守ることしか許されない状況が腹立たしかった。「見返してやる」。強い気持ちで臨んだ1カ月後の全日本選手権。「人生でベスト」と語る快進撃。ジュニア世代で最高タイのベスト8に入った。「龍崎はまだいるぞと見せつけられた」。同世代に負け知らずだった幼少期の輝きを取り戻した。

世界への挑戦
「日本と言えば龍崎と言われる存在になりたい」。水谷隼選手(平25政経卒・現木下グループ)や丹羽孝希選手(平29政経卒・現スヴェンソン)といった明大のエースの系譜をなぞり、世界へ羽ばたく4年間が始まる。【加藤真人】


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