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第475号 新入生歓迎号

  サッカー部  2冠率いた絶対的主将 住永翔

  東北の雄≠フ司令塔が大学王者を加速させる。MF住永翔(政経1=青森山田)は高円宮杯U―18(18歳以下)プレミアリーグと全国高校選手権を制し、創部初の2冠を達成した青森山田高の主将。Jリーグへ、そして世界での活躍を見据え、心身ともにさらなる磨きをかける。

主将魂
 歴史を塗り替えた。4万人を超える観客が詰め掛けた全国高校選手権の決勝。青森山田高のアンカー、そして主将として住永はピッチの中心にいた。立ち上がり劣勢だったチームに絶やすことなくコーチング。相手の猛攻をしのぐと前半23分には待望の先制点が入った。その後も秀逸なポジショニングで攻守のバランスを保ち続け、5―0の初優勝に貢献。会場は大歓声に包まれた。
 絶対的なキャプテンシーの持ち主だ。青森山田高サッカー部の部員数は160人以上の大所帯。だからこそ重視したのはコミュニケーションだった。元々ピッチ内外問わず「よくしゃべる」性格の住永。試合の劣勢時には選手を集めてミーティングを行い、修正を図った。「今の高校生にはないくらいのリーダーシップを発揮できる」と青森山田高の黒田剛監督も絶賛している。
恩返し
 原動力は家族への感謝だ。住永は4人きょうだいの末っ子。3歳の時、兄に憧れ始めたサッカーは気付けば生活の中心になっていた。札幌に通っていた中学校時代は練習漬けの毎日で、帰宅は23時近くになることもあった。そして中学校卒業後は親元を離れ名門・青森山田高へ。そんな中でも「常に応援してくれた」家族。サッカーに没頭できる環境をつくり、精神面から支えてくれた。次は八幡山での4年間が始まる。「良い報告ができたらそれが一つの恩返しとなる」。家族への感謝をサッカーで示していく。
献身的
 チームファーストのスタイルは変わらない。プロではなく進学の道となった住永。「厳しい環境に身を置きたかった」と迷うことなく明大を選択した。目下の目標はトップチーム入りだが「メンバーに入れなくても応援などでサポートしていく」。新たな地でもチームの勝利を一番に考える。「大学卒業後はJリーグに行くだけでなく、代表にも入りたいし海外にも行きたい」。明確なビジョンを描く18歳は、4年間全てを糧にしていく。【亀井笙子】


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