検索

第480号 水泳部男子総合V3

  水泳部  明大勢金1号 吉田

  はじけるような笑顔で右拳を突き上げた。初日に行われた400b自由形で個人初優勝を飾った吉田冬優(政経2=淑徳巣鴨)。昨年は周囲の期待も大きい中、まさかの予選落ち。自らのふがいなさを痛いほど感じながらも「来年こそは優勝して、俺が明治を引っ張る」。リベンジを誓ってから1年、見事金メダル第1号となりチームを勢いづけた。
勝負弱さ脱却

 空回り。それが何よりの強敵だった。世界大会の代表選考を兼ねた4月の日本選手権。200b自由形に出場し、3位通過で決勝へ。しかし「自分の泳ぎができなかった」と予選から2秒タイムを落とし、無念の8位。世界選手権はおろか、ユニバーシアード代表にすら届かなかった。「ただがむしゃらに張り合おうとしたら駄目なんだと、つくづく思い知った」勝ちたいと意気込むあまり、周りを見過ぎる癖がある。それゆえに「本来のペースが保てなくなる」と以前から課題にしていた大一番での弱さが露呈した。
 克服できない弱点を再認識した上で臨んだこのインカレ。「4分間、敵は自分の中にあると思い続けた」。200b時点でトップに躍り出てからも、追われる焦りは感じなかった。ラスト50bで後続を一気に引き離しゴールタッチ。周囲に惑わされない理想のレース展開だった。フリーリレー2種目のアンカーも務め共に優勝。3日間、大役を果たし切った。それでも「まだまだ自分はこんなものじゃない」。向上心の尽きない強気の言葉に、底知れぬ可能性を感じさせた。【横手ゆめ】


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください
Email: