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第481号 硬式野球部齊藤ドラ1

  明大スポーツ  東京五輪まで1000日切った ボランティア参加しないの?!

  ついに東京五輪・パラリンピック(東京2020)まで残り1000日を切った。しかし明大生229人に行ったアンケートでは85%以上が「実感がない」と回答。さらに現在の大学2年生以上は開催時に社会人になったばかりで、参加しづらい懸念がある。今から社会全体でボランティア参加への意識を高める必要がある 
 
求む若者の力 
 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会によると、この大会は「若者にとって、成長の糧となるかけがえのないレガシーになる」と言う。東京オリンピック・パラリンピック準備局(オリパラ準備局)も「学生の人たちにも、ぜひ協力していただきたい」と学生の力が必要であることを強調する。その役割として考えられているのがボランティア。日本オリンピック・アカデミーで理事を務める明大の後藤光将教授は「ボランティアは名誉のあること。一般の人が関われる唯一の選択肢」と参加を強く勧める。早大は今年の秋学期から授業として「スポーツボランティア養成講座」を開講。一方で明大にはまだボランティアに関する授業は少なく、東京2020に向けて出遅れていると言わざるを得ない。大学側の迅速な対応が求められる。 
改革すべきは 
 3年後の学生は学校側の理解を期待するとして、現在の大学2年生以上はどうなるのか。空港・主要駅等での観光・交通案内、大会の会場付近などで観客を案内する都市ボランティアの参加条件は、大会期間を通して、5日以上(1日5時間以上)の活動となっている。社会人1〜3年目では有給も取りにくく参加するのは厳しいと思うかもしれないが、土日や祝日を利用すれば十分に参加できる。さらに東京都はボランティア休暇≠整備した企業に助成金を出し、社会人も参加できる仕組み作りを進行中。我々の世代への施策は少しずつ始まっている。 
 むしろ、問題は我々の意識なのかもしれない。「日本人は費用対効果で考えてしまうところがある」と後藤教授。ボランティアにはいろいろな意味で労力や経費がかかるが、日本には「それでもやろう」という文化が根付いていない。目先の損得で考えてためらう人が多く出ている。 
踏み出せ一歩 
 実際にやってみれば分かるが、ボランティアは自分の可能性を広げてくれる。「それだけの時間をかけても、やるだけの価値はある」とオリパラ準備局は語気を強める。一生に一度あるかどうかの自国開催。意識の低さ、認識の甘さから参加しないのはもったいない。3年後の東京2020参加へ。企業も、大学も、若者自身もこれからが重要だ。大学の授業は開講されていないが、学外でボランティアを学ぶ機会はいくらでもある。そうやって手を尽くした結果、もし本番のボランティアに参加できなかったとしても「その過程で個人が成長していくことは、いろんな分野に残されていく」と後藤教授は言う。今ならまだ間に合う。東京2020をつくり上げ、人生を豊かにするために。はじめの一歩を踏みだそう!【浜崎結衣】 


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